昨日は半沢直樹の最終回でした。
なぜだろう。半沢を見た夜は、会社員時代の夢を見るのです。
外資系と言えども、あまり大きな会社に勤めたことがありません。
外資系日本法人は全世界的には大きくとも、日本の法人はこじんまりしている場合が多いので。
「半沢直樹」はいつも録画で見るのですが、大和田常務(香川照之産)がTwitterで、リアルタイムで見てください!というので、リアルタイム視聴。
最後はまさかの展開でした。
ちょっと出来すぎ感はあったけど。
時は遡ること10年前。
私が勤めたいた外資系は前述通り、こじんまりとした構え。
ある時、本国より大リストラが入り、三分の一以下の体勢となってしまいました。
オフィスは半分に縮小。
元々規模が小さく、社長との距離は近かったのですけど
リストラ後は益々「隣の社長」的になったのでした。
江戸っ子のような人で
会議中に二度ほど「君とは話ができない!」と席を立たれたことがあったり
本国から「即社長決済もらえ」と私は国際電話でガンガンとプレッシャーを受けているのに
雲隠れされたり。
だけどどこか人情に暑い「熱血おじさん」でした。
そんな社長が登場した夢。
ある日、社長当てのメールが私たちに自動転送されて来て
英語のメールを読むと重要な決断をしなければいけない内容です。
「xxさん(社長の名前)休みなの?」
とにかく休みを取らない熱血社長でしたから、皆が不思議に思っていたところ
昨日付で辞めた、ということがわかりました。
えええええ!!!!と驚く私たち。
そこで目が覚めた私。
会社員に残された最後の権利。
それは会社を辞める、ということ。
花が直樹に言ったセリフは本当に正しい。
ただ、私のようにお一人様は....一人ゆえ覚悟は要りますけど。
私の生活は会社員100%で、ボロボロになりながら仕事を続けていましたが
もしもう一度生まれ変われるとしたら、そうじゃない人生を選んでみたいと思います。
そんな会社員人生を後悔しているか?と聞かれると。
それはないのです。
なぜなら。
これが私の人生の大半であり、ちっぽけながら誇りもあるもんで。
半沢直樹が終わってしまいました。
池井戸さんの半沢の新作が発表されました。
池井戸さんのインタビューをネットで読みました。
今回の新作は時間を巻き戻して、若い時の銀行員としての奮闘になっているそうです。
確かに。
今回の半沢直樹、大物相手に痛快ストーリーではありましたが、相手がモンスター化しすぎた感じがありました。
それは半沢直樹が昇進したせいもあるのでしょうが。
私も銀行員らしい身近なエピソードが好きかな。
半沢直樹さん。
それでは、また会う日まで。