やっぱり面白い半沢直樹。
リアルっぽくて、リアルじゃないところが
元会社員の私の願望も汲んでくれる？ので、やっぱのめり込みます。
１０数年前、随分前になりますが
学生時代の友人と再会して食事をした時に、ナショナルフラッグである
JALの経営について話を聞いたことがありました。
その友達は「青」のフラッグに勤めており
随分お酒も入っていたのですが
「あそこ、いつか潰れるよ。あんなんじゃ」と
繰り返し言うのです。
お互い会社の中間管理職で
業界も全く違うし
何十年ぶりに会うものの、
１０代の時の友達なので一気にその時間の経過を超えて
しがらみもなく、ざっくばらんに
お互い言いたいことを言い合っていると
そんな発言が出てきたのでした。
流石に詳しい話はしてくれませんでしたが
なぜかその友達と会ったのはその１度きり
その後、本当に日本航空は経営破綻しました。
半沢直樹が帝国航空の経営陣に
「当事者意識がない」と指摘しますが
私も半官半民のような企業が顧客であった時
びっくりするぐらいコスト意識も
経営努力などありません。
それでもお客さんですからねぇ。
資金を融資する金融機関とは立場が違いますので
影ではけちょんけちょんに言うものの
お客さんの前では、ニコニコしているのが常でした。
日本航空は
客室乗務員は空港、自宅間の移動は常にタクシー
宿泊ホテルは一流のホテル。
そんな時代もあったそうです。
今は交通公共機関を使うし
早朝便の際は
タクシー相乗り。
宿泊ホテルも中の上、ぐらいな感じでしょうか？
アラ還の私の世代だと
雇用均等法の前世代ですから
客室乗務員は大卒女子の数少ない就職先でした。
ANAはまだまだ鶴の背中も見えない二番手で
断然、日本航空が人気でした。
航空会社も
地上職からの女性役員が３割ぐらいいないとね、と個人的に思いますけど。
当時友達から聞いたのは
女性の役員もいないとまずいだろうと
叩き上げの客室乗務員出身者が一人役員にいると言っていたように思います。
半沢直樹でも。
あの取締役会の会議室に女性役員いませんからね。
話がずれましたが。
来週も楽しみにして。
私が会社員時代に出来なかった
様々な理不尽について闘って欲しいと思いつつ。
