今日、何気なくニュースを見ていたら、「80歳男性(無職)」ととある高齢者を表現していました。若い人なら気にならないと思いますが、私は非常に違和感を感じました。
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違和感というより実は不快感
そもそも人を説明するときにどうして職業をつけるのか、分かりませんが「80歳男性(無職)」という言い方をするのはもっと分かりません。
むろん、80歳を超えて元気に仕事をしている人もいらっしゃいます。
(先日ブログに取り上げた80歳プログラマーの若宮文子さんはそのお一人です)
おそらくは多くの人が後進に道を譲り、所謂年金生活をされているかと思います。
今年80歳の方を逆算して見ると、
- 1940年生まれ
- 昭和15年生まれ
になります。いくら歴史を知らない私でも戦前の生まれ、ということは理解できます。
そして高度成長期を支えた世代、とも言えます。
今の日本がこうしてある基礎作りをされてきた世代なのに、なぜ無職と言う??
疑問が次々
いろいろなものが劇的に変わっているのに、
- ニュースでの言い回しも時代によって見直ししているんだろうか?
- 誰がこう表現するとルールを決めているんだろうか?
- 「元会社員」とか「元xxx」ではダメなんだろうか?
- そもそも職業を言う必要がある?
ネットで検索してみたけれど、この疑問の答えになるような情報は出てきませんでした。
私はなんと呼ばれたい?
会社を辞めると友達に言ったら「今、犯罪犯したら肩書き「無職」になるね」と言われました。 この無職という響き、特に他人から言われれると好意的な言い回しには聞こえません。
いろいろな理由があり会社を辞めて(辞めさせられて)無職になった人に、なんだか傷口に塩を塗るような、そんな感じもします(特に私自身が当事者なので)
職業は名乗ったが勝ち、のような所もありますよね。別に収入証明見せろなんてことにはならないでしょうから、私はこう呼んで欲しいです。
- シニアブロガー
これ真面目な話です。
今後、シニアブロガーという職業がYoutuberのように分類として確立することを心から願い、底辺でもこう呼ばれたいと思います。