仕事を離れて、最初はなんだかんだと忙しくしていましたが(ブログもその一つ)会社に行かない生活に慣れてくると、なんだかぼんやりとする自分がいて、時間もあるのにブログも更新できずにいました。
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そんな状態でも時間は経っていきます。
日常が日常で無くなる時
朝と夕方は会社勤務の時のように駅まで歩き、回れ右をしてまた家に向かって戻ります。夕方も同じことを繰り返します。
ただし通勤電車に乗ることは無くなりましたから、家に戻ると大体Macをいじりながらネットのニュースを見たり、オンライン動画を見たり他の方のブログを読んだりする時間を過ごします。
最初はそんな毎日が新鮮でしたが、だんだん時間が経ってくると「会社員を終えた燃え尽き症候群」のように腑抜けになっている自分がいるのに気がつきました。
特別野心を持って会社員をしていたわけでもないですし、辞めると決めたのも自分です。それなのになぜ?という気持ちは正直あります。
好きでも嫌いでもなかった会社は、それはそれで私に取って日常だったわけです。
中居君の「30年SMAPで、解散した後『燃え尽き症候群』という感じだったかも」という言葉を聞くと、仕事も年齢も何もかも違いますが、長年やってきたことを終わらせたという共通点があった私にとって、ああ同じかもと感じています。
このままじゃ辞められないかも知れない
去年の夏ぐらいから早期退職を考え始めていましたが、なんだかんだと新規の仕事が振られて来て、「私、このまま辞めないのかな?」と思うことも正直ありました。
でも今年に入り、自分の考えている方向とどんどん離れて行くようで、タイミングを失うようで、年明け早々に決断しました。
私の早期退職など会社にとって些細なことです。
さほど大きな会社ではありませんが、人材は多いので私一人が抜けたところでどって事もありませんしね。
私も「のんびりな会」
だからと言ってものすごくカチッとしたプランもなくて、例えば事業を開始するとか資格を目指すとか、そんな計画も今のところありません。
私の友人達の多くが40代で、独立したり事業を始めたりしていたのを横目で見つつ、そんな力量はない私はただただ普通の会社員をやって来ました。
こんな自分が情けないとか嫌だとは思っていません。
中居君の会見を見て、私も燃え尽き症候群なら一旦燃え尽きちゃおう、全てゼロにしてそれから浮上していけばいいや、と思えるようになりました。
綺麗事だけでは生きていけませんけどね。
ただ私も「のんびりな会」で行くことにします。