若宮文子さん、という方をご存知ですか?
なんとなくそう言う方がいらっしゃるとは耳にしていましたが、今日新聞に若宮さんの書籍の広告が出ており、改めてどんな方なんだろうと興味を持ちました。
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60歳から本格的にパソコン vs 私もすでに25年
高校卒業後、銀行を定年まで勤め、その後本格的にパソコンとプログラマーを勉強された若宮さんは、80歳を過ぎて「hinadan」と言う名前のプログラムを作り上げ、それが世界中に注目され、現在も現役プログラマーでいらっしゃいます。
これ以上、私に取ってパンチのある話があるでしょうか?
実は昨日、少々嫌な事があり「これからどうなるんだ??」と珍しくうつ伏せ気味に考えていたところでした。
若宮さんからすると60歳なんて、ひよっこです。
仕事で 30年近くパソコンを利用してきたくせに、私何した??
個人利用でも25年はすでに経過しており、7-8台は乗り換えしてきたかと思います。
メールと買い物だけに費やしてきた25年だったとしたら、私の25年はちょっと悲しい。
実は私も同じような思想がある
そもそも私がブログを始めたのは、会社という組織を離れ、お一人様生活の中で社会との接点を保ち続け、かつ広げていきたいからです。
若宮さんは世界の広がりを求めてパソコンを始められたそうです。
私が生きてきた会社員という世界は恐ろしく狭く(だからと言って嫌だったわけではないですが)、今やその会社という「場」も飛び出しました。部屋の中から一歩も出ない「引きこもりお一人様」の私の姿が一瞬浮んでは消え、浮かんでは消えでした。
若宮さんの記事を拝見していると「私も同じような挑戦者では?」と拡大解釈をしているところです。
シニア向けのサービスがなければ、作れば良い、全くその通りです。
文句ばかり言っていてもダメなんだ!始めないと!
単細胞な私は「先立ちに続け!」ともりもり元気が出てきました。
我ながら本当に単純です。
これから始められる幸せ
もちろんお一人様60歳、綺麗事ばかりではありません。
これからもいろいろな問題は出てくると思います。
私も私の人生の中で60歳は初めてです。
若宮さんの記事を読んで、始めないうちから心配してどうする?という気がしています。
この歳で今までやった事ない何か新しいものを始められるなんて、これは幸せな事なんです。絶対に。
私はこの幸せを噛みしめながら、60歳を始めたいと思います。