東京に住んでいた時の散歩コースの一つが洗足池。
勝海舟も住んだこの洗足池沿いにあるのが千束八幡宮です。
そこに残された鎌倉殿ゆかりの伝説は....
神社にある説明書きを書き写しますと
治承四年(1180)源 頼朝が石橋山の合戦に敗れて後、再起して鎌倉へ向かう途中ここ千束郷の大池(今の洗足池)の近く八幡丸の丘に宿営して近隣の味方の参加を待った。
或る月明の夜に何処からか一頭の駿馬が陣営に現われ、そのいななく声は天地を震わすほどであった。家来達がこれを捕えて頼朝に献上した。馬体はたくましくその青毛は、さながら池に映る月光の輝くように美しかった。これを池月と命名し頼朝の乗馬とした。
寿永三年(1184)有名な宇治川の合戦に拝領の名馬池月に佐々木四郎高綱が乗り、磨墨に乗った梶原源太景季と先陣を競い、遂に池月が一番乗りの栄誉に輝いた。
洗足池は様々な言い伝え、歴史の痕跡があるのです。
日蓮上人が池上寺へ向かう途中で、ここで足を洗ったという言い伝えにちなんで名づけられたと言われ、日蓮上人が袈裟をかけた松の木の子孫が洗足池のお寺にあります。
勝海舟は洗足池の風景が好きで別宅を構え、この地に眠ることを希望したためお墓があります。昔は奥さんと並んでいなかったそうですが
谷中墓地からこちらに奥さんのお墓も引っ越して来たのだとか。
本当に散歩に良い洗足池。
ちょっとした休憩場所があるのですが
パソコンに向かっている人がいました。こんなところでリモートワークしたら、気持ちが良いでしょうね。
野鳥も多く、カメラを首からぶら下げて歩いていたら
良い野鳥の写真撮れた?とおじさんに声をかけられました。
ストリートビューでもお楽しみください。
去年撮った動画もあるので
いつか公開したいと思います。
今日もみなさま、最後までご安全にお過ごしください。