早期退職さてどう生きてく?

仕事しか知らなかったアラ還お一人様、家事やUR生活と少しずつ成長中。鎌倉を中心に「アラ還の散歩と遠足」の様子はYoutubeやTwitterでも発信してます。

アメリカ人と長く働いた私が思うアメリカ大統領選挙。

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考えてみると会社員人生の3分の1は、アメリカ系企業の日本法人に勤めた私。

アメリカを象徴するようなその会社は、まだ日本にダイバシティなんて言葉が浸透していない時代から、社員の多様性を何より大事にしていました。

....表向きは。

多様性の国、アメリカですら

まだ女性の大統領が出ていません。

前回の選挙で、ぜひ ヒラリー・クリントンに大統領になって欲しかったなぁと。

 

4年前、丁度その選挙中に

世界各国から集まる大きな会議があり

このような会議の場合、大体の場合、夜はディナーがスケジュールの中に組み込まれていて

(私の苦手とする)

お酒を飲まない私は、手持ち無沙汰と言いますか。

やっぱり世界各国からオヤジたちが集まるわけで。

お酒が入ると、国籍関係なくオヤジ連中はなぜか下ネタになる傾向がある....

で。

場つなぎに

たまたま同じテーブルに座ったアメリカ人に

「トランプが大統領ってあり?」と聞くと

 

馬鹿な質問してくれるなよ!

 

と。

やっぱり?とその時に思いましたが

結果として彼が大統領に就任したのでした。

似たような話がUKのEU離脱の時にもありまして。

 

イギリス人に

「まじでEU離脱が良いの?」

と聞いたら、

 

良いわけない!

 

だよねぇ。

イギリスだけポンドってすげー面倒なんだから。

でも彼らはEUからの離脱を決めました。

聞いた相手が適切で無かったのか???

 

....話それました。

 

で。

 

私が生まれて初めて訪れた外国は

アメリカ、ニューヨークです。

まだビザが必要だった時代。

マンハッタンの中級ホテルに一人泊まったのですが

クリスマス時期で

ホテルではクリスマスパーティーが開催されていて

エレベーターに

着飾った多くの人たちが

(無論お酒を召されている)

陽気に抱き合いながら乗り込んできて

すごく怖かったのを覚えています。

 

ゴールドに輝く

トランプタワーも微かに記憶があります。

ああ、これがアメリカなんだと。

35年前ぐらい?

 

 

アメリカの会社で学んだことの一つに

 

自分の間違いを絶対に認めない。

 

というのがあります。

間違っていても

自分の非を認めると、負け、だからです。

ドナルド・トランプ大統領を見ていると

あの頃のことを思い出します。

アメリカ企業の日本法人も今は変わったかもしれませんが

当時は

刺すか刺されるか。

いかに自分が優秀かをアピール出来るか。

毎日緊張感の漂う中

年功序列も存在せず

ただただ能力主義。

 

サクセスストーリーは

自らが作り出し、周りに信じさせる。

私が経験したのは

本当に「小さなアメリカ」だったのかもしれません。

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