15日に行われた鶴岡八幡宮の神幸祭の様子です。
御神輿というのは簡単にいうと「ポータブル神社」。神様が町に御出でになる訳ですから、民にとっては待ち望んだ機会です。担ぐのは氏子の皆さん。さて、コロナ禍の御神輿は....
800年の歴史を持つ例大祭の目玉の一つの神幸祭。
流鏑馬は残念ながら中止になり、行列にも神馬はいませんでした。
神幸祭とは
大神様を神輿(みこし)にお遷しして氏子区域を親しくお渡りいただくお祭です。氏子の若者により神輿3基を御本殿から担ぎ下ろし、宮司以下神職、錦旗、神馬、ちょうちん、太鼓、盾、弓矢などからなる数百メートルの行列が若宮大路を二の鳥居まで進みます。この鳥居の下には御旅所(おたびしょ)が設けられ、緑の千早、緋袴姿の八乙女たちによる八乙女舞が行われます。(鶴岡八幡宮公式サイトより)
3台のトラックに乗せられた御神輿は、境内を宮司様、神職の皆さん、楽団と共に出発し二の鳥居をUターンして再び境内に戻ってきました。
例年なら二の鳥居のところで舞が披露されるらしいのですが
今年は境内の舞台で行われました。
14日の夜、宵宮祭の時には御神輿はトラックに乗っていなかったので、おそらく15日の早朝に氏子の皆様により担ぎ下されたのでしょう。
前回のブログにも書きましたが
神職の方が氏子の方と話されているのを小耳に挟んだのですが
このやり方になるまで多くの話し合いをされたとか。
多くの鎌倉の伝統行事が中止される中で
鶴岡八幡宮の宵宮祭、例大祭、神幸祭が形を変えても実施していただいたことに
本当に感謝いたします。
例年は流鏑馬や実際に氏子の皆さんが担ぐ神輿の様子が見られる状況になればいいな
本当にそう思います。
神幸祭の様子は動画に撮りましたので
(楽しみにしていなくても)楽しみにお待ちくださいませ。
では良い連休を。