本日、初めてとある郊外のURの内覧(3部屋)してきました。
お一人様老女に部屋を貸してくれないと嘆いてばかりはいられません。50代半ばぐらいから持ち家のない私は退職後の賃貸問題は意識していましたが、早期退職ともなると尚更です。家賃を下げ、だけど快適な生活を保つ道を早くに見つける必要があります。
そこで礼金、保証人、更新料無しのURが一つの候補に上がった訳です。
百聞は一見にしかずです。とある郊外の団地群に出かけ内覧を体験してきました。
目次
1.UR案内所は不動産屋とは違う
生まれて始めてのUR内覧です。事前にURのホームページでいくつかの部屋に目星をつけ電話で問い合わせたところ、現地の営業センターにはホームページにない物件もあるとのことで直接出向いた訳です。
一見してそこは不動産会社のようですが、接客レベルは...微妙な感じです。希望する内容を話すと(リノベーション済み、おおよその平米数、家賃)、検索をして物件を4つピックアップしてくれました。
希望の部屋は残念ながら成約済み(1週間前には空いていたのですが)で、似たものを出してくれました。
ここでいくつか質問をしたところ、「現地の管理サービス事務所で聞いてください(現地の窓口はまた別にある)」「これを読んでください(資料を渡された)」と言われ終わりです。確かに手渡された資料を読むと私が知りたかった情報が書かれていましたが。
営業センターと「現地管理サービス事務所」の役割分担が今ひとつわからないまま、内覧の申し込みは現地側になるとのことで、私の場合4部屋は2つの現地管理サービス事務所に行く必要があると教えられたため、テクテクと移動します。
今度は現地管理サービス事務所で、見たい部屋を伝え、内覧の申し込み用紙に住所氏名を記入し身分証明書を提示して鍵を受け取ります。
内覧は自分で行って、鍵を開けて見て鍵を返却というスタイルです。
民間の不動産屋のように、細かい情報やケアはありません。
「貸していただく」と言う雰囲気をひしひしと感じつつ「こりゃ自分が積極的に聞いていかないと、向こうから情報は出ない」と悟った次第です。
2.リノベーション有無は天国と地獄の差
最初のふた部屋はリノベーション無しのお部屋です。
畳や壁紙、ふすまなどは新しく入れ替えられておりますが、ザ・昭和の団地そのものでした。家賃はやはりお安いですが。
その後、リノベーションがされた部屋に行ってみたところ(それでもリノベして10年ほど経過)、え!!!!!!信じられないほどの差!私の賃貸アパートは築20年以上でうち 10年私が住んでいますが、一度もいじっていないためひどいもんです。それと比べるとなんと素晴らしい!テンション上がりました。中は信じられないくらい素晴らしいのですが、階段まわり外壁はボロボロでした。このギャップもかなり驚きました。
- 全てフローリングに改装済み
- 収納は多くクローゼットもあり
- 2LD Kで十分な広さ
即、契約しようかと思ったぐらいの好印象を持ち「URすごっ」と叫びそうになりました。
3.民間の賃貸にあってURにないもの
賃貸でお一人様暮らしウン10年、3回引越しをしましたが家財道具として持っていないものがあります。
- エアコン
- 照明器具
残念ながら、URにはこれらが装備されていなため購入する必要があります。
今住んでいる賃貸にはガスレンジが備え付けられていたため、以前使っていた物を処分したのでそれも購入の必要があります。
今回初めてのUR内覧、今後の部屋を決めるにあたり大変参考になりました。
知らないことも多かったです。自分から積極的に動かないと良い部屋はURでは借りられないと言う意識も高まりました。