早期退職さてどう生きてく?

仕事しか知らなかったアラ還お一人様、家事やUR生活と少しずつ成長中。鎌倉を中心に「アラ還の散歩と遠足」の様子はYoutubeやTwitterでも発信してます。

【シニア旅】生まれて初めての熱海、三島そして韮山の旅(最終回)

三島駅前で昼ごはんを食べて

いよいよ最後の観光地、北条の里の韮山へ移動します。

韮山というと世界遺産「反射炉」ですが、そこには行かないという...

 

前回までの旅日記はこちらです。

www.takeuma02.com

「世界遺産」の街ですから

街がかなり盛り上がって観光地かしていると想像していたのですが

韮山に向かう電車は、なんとSuica使えませんでした。どいうこと?

ほう、この電車で修善寺まで行くんだな。

平日お昼間で、乗客はほとんどいません。

韮山近辺は北条ゆかりのものが多く、事前にネットで調べて

行きたいところを友達にリクエストしていました。

土地勘がないので、地図を見て「歩いて回れそうだ」と楽観していていたところ。

とんでもなかった。

結果的に、20キロ以上歩く羽目になりました。

 

頼朝政子像

行けども行けども辿り着かず、という感じでしたが

地図上で見ると駅から近くにあるように見えて。

頼朝が流された地と言われてるこの場所からは

富士山がよく見えました。今でも高い建物がないので

おそらく頼朝が見た風景とほぼ同じなのだと思います。

逆光なので真っ黒な二人です。

富士山の頭の雪が溶けている感じがします。

銅像の後ろから富士山を臨むような写真撮ればよかった...なんて思っても遅し。

 

また来た道を戻ります。

これが悲劇の始まり。

参考にした地図はこちらです。

www.city.izunokuni.shizuoka.jp

私は極度の高所恐怖症で

鉄橋、歩道橋も基本は渡れない人で

長い橋なんてもってのほかです。

ところが。

どうしても

他の北条関連の場所が川を挟んで反対側ということで

決死の覚悟で渡りました。

わからない人にはわからないと思いますが

その怖さと言ったら、しゃがみ込んでしまいそうなくらいなのです。

やっとの思いで渡り終わり

目指すは北条寺という義時のお墓がある寺院。

途中、義時邸跡を通過します。

義時邸跡

石碑を正面から撮ったところ

思い切り逆行で真っ黒だったので、斜めから撮りました。

今回、本当に肝心な写真が少ないです。

この後ろは広場のようになっていました。

 

さて。次は楽しみにしていた北條寺。

義時のお墓がある由緒あるお寺です。

なんと言っても「北條寺」ですからね。

で。

なんと。

定休日。

お寺に定休日あるのか??

北條寺

北条と条の字が違います。

で、友達と呆然と入り口で立ち尽くしていたところ

お寺の方がたまたまいらして、次に行こうとしていた「願成就院」も定休日と教えてくださいました。

え”?

あまりの哀れな姿に同情していただいたのか

義時のお墓にお参りして良いと言ってくださり

二人で定休日のお寺に入らせてもらいました。

本堂にお参りしたあと、教えていただいた通りにお墓へ向かいます。

右が義時の墓とのことです。

お寺の右奥の丘の上にあります。

ゆっくりとお参りしたかったのですが

申し訳なくあたふたとお墓を後にし、お礼を言って北条寺を後にしました。

本当にありがとうございます。

みなさん、お出かけの際は定休日を必ず確認ください(ちなみにこの時は水曜日)

帰り方もアドバイスいただき

ありがとうございました。

 

さてさて。

また恐怖の橋を渡り、今度は政子コースへ向かいます。

政子の産湯の井戸、時政の邸跡、八重姫の御堂とまだまだ長い距離が残っています。

政子の産湯の井戸

この辺りの道は

趣がある道だったんですが

写真を撮っていない。

なんてこと、と我ながら反省です。

政子の産湯の井戸は民家の前に忽然とありました。

この辺り、北条の屋敷がずっとあったのでしょうね。

ここからもどんどん歩くと公園にぶち当たり

その入り口に邸跡が残されていました。

北条邸跡地

これです。

何も残っていませんが、

こんな感じだったんでは?というパネルが立っておりました。

発掘調査によって鎌倉時代の建物跡や磁気が多数出土したようですね。

その後は尼寺があったとのこと。

これだけ屋敷が大きかったということは

周りも賑やかだったのかなぁ。

そして最後の真珠院、頼朝の最初の妻「八重姫」ゆかりのお寺へ向かいます。

真珠院

すでに日没が近づいています。

急がねば!

まずは本堂にお参りして、八重姫御堂へ向かいます。

おお、ここだ。

izumoude.com

右下に小さな梯子のようなものが沢山写っていますが

身を投げた八重姫が「梯子があったら助かったかも」と

梯子をお供えしているそうです。

このお寺も見所が沢山あったのですが

諸事情で写真もほとんど撮れず駅に向かうことになってしまったのは

ちょっと心残りです。

ローカル鉄道で三島まで戻り

三島から東海道で帰路に着きました。

 

時間の関係で修善寺に足を伸ばすことが出来ませんでしたし

定休日で回れない場所もありました。

もう一度行くとしたら

修善寺に宿を取り

修善寺と韮山をもう一度、じっくりと回りたいと思った次第です。

 

たった1泊2日の旅でしたが

わがままを聞いてくれて案内してくれた友達と

色々と教授いただいた地元の方に

心より感謝します。

そして頼朝、政子、八重姫、北条一族へも感謝。

旅は終わりです。

 

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