早期退職さてどう生きてく?

仕事しか知らなかったアラ還お一人様、家事やUR生活と少しずつ成長中。鎌倉を中心に「アラ還の散歩と遠足」の様子はYoutubeやTwitterでも発信してます。

【鎌倉いいね】巨匠小津安二郎が愛して住んだ鎌倉浄智寺あたり。

映画マニア、というわけでもなく

小津安二郎作品がすごく好きだ、というわけでもないのですが

鎌倉を愛していた人たちは、どんな生活をしていたんだろう...と思うのであります。

 

松竹の撮影所はその昔、蒲田にあり(蒲田行進曲のお話)

昭和11年に大船に越してきたそうです。

今は女子大の建物になっており

その面影は残念ながらありません。

これは昨年の鎌倉検定の試験をその女子大に受けに行った時のものです。

松竹の痕跡はわずかに残るばかりで。

平成の時代にはまだ残っていたから

行けばよかったな.....。

前置きが長くなりました。

ゆえに、昭和の映画人の多くが

鎌倉やその周辺に住んでいたと言うのも頷けます。

小津安二郎、田中絹代、原節子、笠智衆....。

私がリアルタイムで存じているのは

「寅さん」の御前様の笠智衆さんぐらいですが

こんなエピソードを聞いたことがあります。

笠さんは、お歳暮だかお中元だかに

豊島屋の鳩サブレーの大きな缶をを送ってきてくれて

「礼は入りませぬ」と言う手紙が添えられていたとか。

(私の記憶が正しければ)

 

そして。

巨匠の小津安二郎。

様々な名作を残し、海外のファンも多いと聞きます。

最初の写真の向こうに、小津安二郎邸がある、らしいとのこと。

もちろん私有地なのでトンネルの向こうに行くことはできません。

浄智寺の横の道を進むと

とても鎌倉らしい雰囲気が漂ってきます。

この道を小津安二郎や映画関係者が歩いたのかと思うと。

不思議な感じです。

 

この道を進むと途中にこんな門構えがあります。

小倉遊亀と言う有名な日本画家のお家だそうです。

今は門構えだけがあり、本宅は奥に存在するのかな。

 

(Google mapsより)

航空写真にすると、さらにイメージが湧くかもしれません。

 

浄智寺については

こんな動画を作っていました。

よければご視聴くださいませ。


www.youtube.com

 

浄智寺あたりは

どこか時間が止まっているような気がします。

他の神社仏閣とまた違った趣があり、落ち着けます。

ぜひぜひ一度お出かけください。