今朝、駅近くの銀行まで出向いたところ、以前とは比較にならないほど人が歩いていました。
駅前のお店も時間短縮営業していたのを元に戻したようで、すでに多くの人が買い物をしている様子が見て取れました。
マスクをしたり、手を洗う習慣は染み付いてしまったところがあるので、おそらく根付いていくのだと思います。
その一方で、元に戻ろという勢いも拍車がかかり、色々なところで以前の様子に戻っていくのでしょう。
会社員は会社に戻りたいか?
早期退職した私は、いずれにしても関係がなくなってしまったのですが、通勤のための満員電車。
生産性の低い狭い部屋での長時間の会議。
在宅勤務では消滅しかかったこの2つ。
会社員ではない私が勝手に外野から言いたいことを言っているだけとお断りして。
一度、会社に行かなくても仕事ができる、と分かってしまうと私なら会社に行きたく無くなるけどな。
嫌な上司も嫌な同僚とも会わなくてすみますからね。
必要最低限で良いわけで。
きっと「紙でのやりとりが多すぎる(リモートでの仕事がし難い)」と反省した会社も多いでしょうが、それも喉元過ぎれば....。
役所も含めて、紙とハンコの呪縛から抜け出せない日本企業が「変革」出来るチャンスだったとは思いますけど。
外国でのホワイトカラーの働き方
イギリス系の会社で働いていたときのことです。
イギリス本社のイギリス人がボスでした。
台風で通勤に4、5時間かかったことを報告したときに、「どうして会社に行くの?!家で仕事をすれば良いのに」と驚かれてしまいました。
本国の完全子会社でしたが、イギリス本社と違い、日本法人ではシステム的に自宅で働く環境(規則も)が整っていなかったので、私の選択肢は有給を取るか、なんとか会社に行くかの二択でした。
生産性、アウトプットが全ての海外は、特にどこで働いても良いわけです。
ところが外資系と言えども、その日本法人は会社に来ることを要求していました。
フレックス出勤はありましたが、有名無実化していましたから。
お一人様は銀行に行くのにも、半休取得です。
外資系でも外国人が多い、本国と同じレベルの環境がある恵まれた会社もあるようですが、私の勤めていた会社は日本企業の悪いところと、外資系企業の悪いところのWパンチで自由が効くようで、効かない環境でした。
全てが以前の通りに戻るだろうか?
おそらくほぼ以前通りに戻る会社が多いと思いますが、リモートワークがある程度可能だと知ってしまった会社員の、モヤモヤ感は拭えないのでは?と思います。