早期退職して、怒りの気持ちを持つことは皆無になったのですが、今日はムカついてしょうがありません。
最初にお断りして置くと、私はお一人様で子供もおりませんし、教育に関してのエキスパートでもありません。今日のブログは単なる年寄りの遠吠えとご了承ください。
企業でも何かを変革する時に、懸念事項を並べ「出来るわけがない」「失敗する」と言う輩は多くいました。
私は北米の大学を卒業後、長くに渡り外資系に勤め、数々の外国人の上司に使えてきました。
それらの外国人上司は、日本法人のテコ入れや変革のために本国から送り込まれて来ます。
日本における過去のしがらみは一切関係なく、数字と今後の改善のみが興味です。
そう言う環境で長年働いて来た私が、この議論を聞いていると本当に腹が立つのです。
難易度の高い目的に向かうべきと叱咤された会社員時代
私がとあるヨーロッパ人の社長に仕えていた時の話です。
この欧米の会社は多くの子会社を国内に持ち、子会社間の力量は非常にデコボコしていました。本国からとある仕組みの導入を義務つけられ、それは日本でもまだ一般的なやり方ではなく、力のある子会社でさえ難色を示す有様です。子会社の社長たちが、日本では無理だと軒並み私に文句を言ってきます。
その抗議を背に恐る恐る私はその外国人社長に
「能力的に最も優秀な子会社Aでさえ難しいです」
と訴えたところ、彼はこう言いました。
「だから導入する。全体をA社に追いつかせるのがゴールではない」
彼は子会社売り上げが示された棒グラフのA社の少し上に、大きな丸をつけ
「全ての子会社のゴールはここだ」
つまりグループ全体で、目標を一段上に定めさらに上を目指すと言うのです。
ちなみにこの方は、この大きなプロジェクトを成功させ日本ビジネスを大改革した後、本国に戻りナンバ−2のポジションになり、勇退されました。
100%全員が満足する変革というのはないと思う
私は文部科学省の職員数も、その仕事の内容も正直わかっていません。
9月新学期、個人的にはここに来て本当に良い意見、両手を挙げて賛成!です。
私自身が北米の大学を卒業しており、9月入学を経験しています。6月卒業でした。
また30歳すぎた頃、社会人大学院に進学したのですが、この時私は9月入学でした。
そこから2年間大学院に通い、2年後の9月に卒業しました。
ワイドショーを見ていると9月新学期に懸念事項がいくつか挙げられていました。
民間企業、しかも外資系しか勤務経験がない私には理解できない事がいくつかありました。
- 変革する事で人的リソースが不足するのでは?今は目の前のことに集中するべき
→文部科学省の方全員がコロナ対策について、仕事をされているのでしょうか?
- 日本の会社の会計年度は、4月始まりなので
→え?それで?
- 就職活動に支障が出る
→変えればいいでしょう、そんなもん。そもそも新卒でそのまま就職して、終身雇用というのがおかしい。
やるにはどうしたら良いか?という思考回路をどうして持てないんだろうか?
このまま学校閉鎖したまま、どうするつもりなの?
小池さんの発言は正しい
「(9月新学期を行うのは)混乱すると思います。でも今もすでに混乱しているので」
正しいです。
後4ヶ月あります。やれるはず。
やるためにはどうしたら良いか?ぜひそういう視点を持って欲しい。
人的リソース足りないのであれば、私のように退職組を担ぎ出してはどうですか?
いつもはそそとして、猫を被ってブログを書いておりますが、今日は爆発(やや)
あなたはどう思いますか?