この写真は私が留学していた時、大学の寮の部屋から撮った写真です(この写真もデジタルではなく、焼いた写真をスキャンしたもの)
お一人様なので、学校関連の情報・話題は正直ピンとこない事が多いのです。自分がいつ美容院に行けるようになるかが、いま最大の難問だったりします。
最近イギリスの片田舎に留学しているYuzzy君と言う高校生のYoutubeチャンネルを見つけ、時々視聴していました。
主にイギリスの高校生活を動画にして配信しており、羨ましいなぁと思っていたのです。
ああ、私も留学していた時にYoutubeがあれば、絶対にチャンネル作って配信したのに!と真面目に嫉妬してました。
留学生たちの緊急帰国
このYuzzy君、実は3月に緊急帰国していたのでした。
遡って動画をみたところ、急に帰国することになったのでエコノミークラスが取れず、マイレージでビジネスクラスを取ってもらい帰国した、と言う動画が上がっていました。
ここでも「緊急帰国した」と言う事実と結びつけられず、私は能天気に「高校生でビジネスかよ!」と、突っ込んでおりましたところ。
時系列に彼の動画を視聴後、彼はマンチェスター→ヒースロー→成田→北海道と途中の2週間の自主隔離も含めて、非常に大変な状況で帰国をした事がわかりました。
ごめんなさい。大変だったのね。
留学生として異国で生活を継続すると言うこと
私の留学時代と比べても、と思いますけど。
私は日本円の送金が東京銀行からしか出来ず、e-mailも携帯もインターネットもない時代に留学していました。緊急連絡は固定電話か電報でした(これ本当です)
でも3年間の卒業までの留学期間、自称街で一番貧乏な留学生でしたので、飛行機代が出せず帰省帰国は一度もしておりません。北米の大学は夏休みが長いので、夏の授業を取っても1ヶ月は完全に休みで、大学は閉鎖されますし、寮も原則ほとんどがクローズになります。
留学生は間違いなく帰国して自分の国で夏休みを過ごすのです。
毎年帰国しない私は、部屋を追い出され仮部屋のようなところに引っ越しを強いられておりました。
今回、Yuzzy君の動画を見てつくづく思いました。
私が一度も帰国せずに3年間滞在し続けられたのは、日本の家族が変わりなく過ごし、私自身も何事もなく、留学生活を全う出来たからです。
今さならがら、この事実に感謝しております。
今は人生16年の1年は大きいけれど
アラ還の私は思います。
私もあの3年間の勉強量と卒業証書を手にした達成感が「自分に不可能なことはない」と言う自信を与え、会社員時代の私を支えていました。
それは間違い無いです。
反面。
高校生のYuzzy君には今は理不尽かもしれないけど、アラ還になるとそれは60年の人生の1年になるからね。
これからも彼の動画楽しみにしてます。
だけど勉強は手を抜かないようにね!