本日はとても楽しみにしていた「槐の会」会員が参加出来る鶴岡八幡宮の「月次祭」に行ってきました。
生憎鎌倉は大雨でしたが.....。
「槐の会」(鶴岡八幡宮の崇敬会)会員は
1年に何度か貴重なお祭りに参列出来る機会がありますが
月次祭もその一つです。
応募が多いと抽選ですが、7回ほどその機会があるので
第一希望ではないかもしれませんが、どこかに参列出来る可能性は大変高いと思います。
私は過去、コロナで中止、どうしても都合がつかずに欠席と、涙を飲んできたのですが
今回、やっと。
参加できることになりました。
ここのところずっと秋らしい良い天気が続いていたのに
朝から大雨。
でしたが、早めに出かけることにしました。
場所は本殿です。
本殿に上がることも初めてですからね。
お祭りが始まるまで、本殿横の控室で待ちます。
本日は40人弱ぐらいが参列していたようです。
もちろん写真はNGですが
雨ということで
いつもは社務所から神職さんたちは出発されますが
本殿控室に集合されて、お清めされたので
私が座っていた目の前で、その所作を見ることが出来て感激しました。
そしていよいよ私たちも
本殿に入ります。
遠巻きに覗いたことはありますが
やはり神秘的な雰囲気がする本殿です。
特に天気が悪かったので、薄暗い感じがその雰囲気をさらに高めています。
お祭りの流れは
他のお祭りとほぼ同じだと思いますが
舞殿とは違い、本殿で行われているので
食い入るように見てしまいました。
最後、私たちも玉串拝礼を行いました。
本日はミュージーアムに案内していただけるとのことなので
参加することにしました。
引率してくれた神職さんの説明で
この土地は県の美術館へ借地権で貸していたことを知りました。
本来であれば更地での返却をする予定だったらしいのですが
建物の価値が高く、耐震工事をした後に八幡宮のミュージアムとして生まれ変わったのだそうです。
確かに独創的な建物です。
美術館の時には入ったことがありませんでしたが。
今、八幡宮が所有している国宝の展示がされていて
これは「鎌倉検定」に良く出る問題なので
思わず凝視。
沃懸地杏葉螺鈿平胡録
朱漆弓
黒漆矢
https://www.hachimangu.or.jp/sightseeing/homotsu/
テキストで勉強していた国宝の現物が目の前にあると思うと
興奮しますね。
後世のものですが、「吾妻鏡」も展示されていました。
そう、どうする家康、で松本潤が愛読していたあの、「吾妻鏡」です。
大きなミュージアムではありませんが
鎌倉を愛するものとしては
満足する内容でした。
館内で見れる短いビデオも楽しめました。
展示内容にもよると思いますけどね。
建物内には展示会場以外、無料で入れますので
一度寄ってみてはいかがでしょうか。
行儀の良い鳩たちでした。