ロンダのパラドールで2泊ゆっくりした後
次の目的地へ行くために一旦マドリッドに戻るべく
ロンダ駅へ。
思い切り早く着いたので
手持ち無沙汰でぼーっとしていたところ
日本人のご夫婦と出会い、束の間のおしゃべりを楽しみました。
お二人で世界中を旅行していらっしゃるそうです。
あまり日本人観光客もいない所なので
日本人の方と会うと
やはり嬉しいものです。
2018年の12月のスペイン旅行では
トレドで日本人のご夫婦にお会いして
(同じ長距離バスに乗っていた)
バスターミナルからトレドの街の中心まで
ご一緒しました。
こういう出会いは本当に一期一会。
この日は移動日で
次の移動備えて駅に隣接するホテルに宿泊です。
ところが。
到着する駅と宿泊するホテルがある駅は違う駅。
東京駅と上野駅みたいに移動が簡単なら良かったのですが
少々ローカル電車の乗り継ぎがわかりにくく
(時々やってしまいますが)
違う列車に乗ってしまって
本当なら2−30分で着くはずが.....
その何倍もかかって、やっとホテルのある駅に着いて
これまたわかりにくいホテルの入り口にやっと辿り着きました。
翌日の移動のためだけのホテルですから
何も期待してはいけません。
値段の割には....です。
部屋が広いのと駅に隣接しているので、食べ物なんかを買うのには困りません。
ロンダのパラドールの朝食は列車移動のため
ゆっくりと取る事ができなかったので、まずは食料調達です。
こういう時、駅そばのホテルは便利です。
曜日時間を問わず、何か買うことができますので。
値段はともかく。
でも
結構美味しいのです。駅で買うファストフードって。
朝食込みではないので、朝は手持ちのドライフーズを食べるってことで。
列車に乗る朝は緊張します。
時差で現地時間の夜中に目が覚めますが
そこで二度寝、三度寝は危険ですから
携帯のアラーム、部屋のアラームをかけます。
移動のための一泊滞在ですから
荷物も出来るだけ広げずに、パッキングしやすいようにして
朝はシャワー浴びて、ちょっと朝ごはんもどきをお腹に入れて
ぱぱっと出発します。
9:15マドリッド・チャマルティン駅
14:26サンティアゴ・デ・コンポステーラ駅
そんなに早い時間の出発ではないですが
ホテルのチェックアウトが混んでいると
思わぬ時間を食いますし
初めて利用する駅なので勝手がいまいちわかっていないので
十二分に余裕を持って部屋を出ます。
朝焼けがなんと美しいことか!
心配していた通り
荷物検査の勝手が分からず
しかも掲示板の案内が英語で出ない....仕方ないのでスマホを使って翻訳すると
私が乗る列車の荷物検査が始まっている、と。
で。
どこよ?それって。
案内所で場所を聞いて、やっとその入り口を発見し
プラットフォームへ降りる事ができました。
わかりにくっ。
行き先はキリスト教の聖地
サンティアゴ・デ・コンポステーラ
この列車には食堂車、ではなく売店?があり
多くの人が利用していました。
聖地というので
どんな駅だろう?と思っていたら
案外シンプルな駅でした。
そうです。
ここへは皆さんこの地には徒歩か自転車、なのですよ。
この聖地を目指す巡礼の道。
私もいくつかの街に立ち寄りたかったのですが
スケジュールと本人の体力の問題で
巡礼者の目的地である
サンティアゴ・デ・コンポステーラに列車で行くという....
高速鉄道が通っていないので
5時間列車の旅です。
目的地に着いてもう一苦労。
どうやってホテルまで行くか?
距離的にはどってことないようなのですが
階段が多くて諦めて
駅前からタクシーで移動することに。
旅行先で移動でタクシーに乗ることは
本当に珍しいです。
幸いヨーロッパや北米ではありませんが
ソウルで2度ほどぼったくられたことがあるので
本当にタクシーはできたら避けたい。
5時間の列車の旅を経て
やっと着いたのはそれはそれは素晴らしい
サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドールっ。
これがホテルですよ!
つづく。