旅の楽しみの一つは良いホテルに泊まること。
(それも安く!)
非日常の空間、それも海外でとなると興奮度Maxですよっ。
スペインならばやはりお宿はパラドールでしょっ。
パラドールというのは
スペインの歴史建造物をホテルに改造した国営ホテルのこと。
特にロンダにあるパラドールのこのヌエボ橋側の部屋は
憧れておりまして。
数年前に一泊だけしたのですが
安い「橋じゃない側」に泊まり
夕方着いて、早朝出発という
後悔しまくりのスケジュールだったので
もう一度ぜひ泊まりたいと。
それも高くても橋側の部屋を!との思いがありまして
夢を叶えたのでした。
部屋は広いですが
割と普通な感じです。
ところがちょっとしたサプライズがありまして。
クリスマスに宿泊したということで、こんなプレゼントいただきました。
スペインの伝統的な砂糖のお菓子とワインとカレンダー。
旅行先で卓上カレンダーを必ず買うことにしているので
(次の年、1年間思い出に浸るため)
ホテルのカレンダーすごくありがたいです。
パラドールの表はこんな感じ。
ロビーはこんな感じ。
こーゆー良いホテルは朝ごはんが何より楽しみです。
思ったより街のレストランは開いていていましたが
(尋ねたところ、ここではクリスマスの夕食は家族でレストランで食べる人も多いとか)
クリスマスディナーを一人で食べても、なので
と、言いますかクリスマスじゃなくても
夕食は適当に買って部屋で食べたり
もしくは食べない事が多いですが
その代わり朝は(ホテルが朝食付きの場合に限る)
しっかり食べる。
時差の所為もあり
4時とか5時とかに目が覚めるので
朝食は大体一番乗りです。
ここには2泊するし
次の日、決まったスケジュールは無く時間を気にせず食事ができるので
1時間以上時間をかけて朝食をいただきます。
もちろんデザートもガッツリ。
イベリコ豚のハム、美味しかったなぁ。
朝焼けが美しすぎる。
二泊ということは、今日は一日街の散策に行くことができます。
しかも小さな町で
このパラドールは街の真ん中にあるので
何処にでもさんぽ出来るし、トイレ休憩も心配せずにホテルの部屋に戻ればOK。
スペインのこの時期は
本当に青空が綺麗で過ごしやすい天候です。
汗ばむくらい。
街のサイズも小さいですが
街自体がすごくシンプルなのでホテルでもらった地図で問題なく散策できます。
朝食を終えてまずは
駅までの道のりを確認がてら駅側の方面の散策をします。
(明日は朝の列車に乗る)
始発ではないので、間違えは許されず
ホームも確認したいところ。
ヨーロッパの列車は
日本のノリで考えていると、大変なことになりかねないので
確認は慎重に慎重に。
ホテルでもらった地図には
街の遺跡の場所などが書かれており、それらを地図通りに巡ってみました。
クリスマスでひっそりしていますが
なかなか趣があります。坂ばかりだけど。
坂から見る風景がなんだか地中海みたい!
こちらは駅側の住宅街。
ホテルを挟んで橋を渡った向こうは旧市街。
こちらもまるで映画のセットのような街並みです。
人っ子ひとりいませんが。
旧市街といっても、現役の住宅なんでしょうね。
橋の反対側から泊まっているパラドールが見えます。
橋側のお部屋は7部屋しかないのです。泊まれて良かった!
お菓子屋さんが開いていたので
一つ試しに買ってみました。
こんな感じ。
二泊すれば十分に自分のペースで観光が出来るロンダ。
マドリッドから日帰りも
頑張れば大丈夫な場所でもあります。
ゆったりまったり。
良いよなぁ。
あっ日本人には嬉しいバスタブ付きです。
明日は列車で
またマドリッドに戻ります。
つづく。