早期退職さてどう生きてく?

仕事しか知らなかったアラ還お一人様、家事やUR生活と少しずつ成長中。鎌倉を中心に「アラ還の散歩と遠足」の様子はYoutubeやTwitterでも発信してます。

【鎌倉いいね】東慶寺。600年間女性を救い続けた「駆け込み寺」で、何を思うよ、アラ還の私。

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約600年間、多くの女性を救ったと言われる東慶寺。

3年の修行で離縁を実現できるという「縁切寺法」は明治4年まで続いたそうです。

 今朝、薄曇りの鎌倉でしたが「東慶寺」に行ってきました。

どんよりした雲のせいか、モノトーンの絵画のように見えた境内でした。

苔の緑と大きく茂った木々の緑だけが、視界に入ってきます。

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以前は男子禁制の尼寺だったとのこと。

明治時代までの600年間、多くの女性がここで過ごしたんだろうなあ。

変わらぬ風景を私が今、眺めているとすると

本当に不思議です。

 

東慶寺というと

「花のお寺」とも言われていますが

丁度お花とお花のタイミングだったからでしょうか。

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おしとやかな花が静かに咲いておりました。

 

墓地には多くの文化人が眠っているとのことですが

小林秀雄もその一人。

 

高校時代、現代国語で取り上げられる小林秀雄の評論文が大嫌いでした。

何を言いたいのか、さっぱりわからないからです。

「わかるような文章を書けよ!」

10代の私は彼の文章が模試に出ると、毛嫌いしておりました。

おかげで私の現国の成績の悪かったことと言ったら。

その小林秀雄さんが眠っておられるのでした。

 

こちらも映画の舞台になっています。

大泉洋さんの「駆け込み女と駆け出し男」。

この映画、私が契約しているケーブルテレビのサービスで見れる無料映画の中に入っていました。見てみようと思います。


駆込み女と駆出し男 予告篇

 

青い空や季節のカラフルな花で埋め尽くされると

きっと華やかなお寺なんだろうなぁ。

と、思いつつ東慶寺を後にしました。