東京23区に長く住んでいると
東京がいかに他の自治体と違う、ということがなかなかわからないものです。隣県に越してきて、びっくりしたのが、東京と違い図書館が遠い....
東京に住んでいた時は
徒歩圏内に自分の住んでいる区の図書館が2つ
区界に住んでいたので隣の区の図書館が3つ。
特に夏の涼み?場所としては、絶好な場所であるのが図書館です。
隣県に越してきて一つ残念なのは図書館について。
数が少なくそして遠いこと。
調べてみると私の住んでいる区内には2つあり
一つは交通機関すら上手く利用できず(かなり大回りで時間がかかる)
歩くと1時間。
もう一つは電車で3つ先です。
とほほ。
図書館のサイトを色々検索していると
「移動図書館」があることを発見しました。
正直、「移動xx」と聞いてなんだか地方感は否めなかったのですが
これは利用しない手はないと、利用することにしました。
- 図書館のサイトから、受け取りたい移動図書館指定で本を予約する。
- 月に2回やってくる移動図書館で受け取る。
私の自宅から最も近くの移動図書館は
歩いて15分ぐらいの公園の中。
滞在時間は短く1時間ほどです。
東京隣県のそれも郊外なので公園と言ってもやたら広く、
移動図書館の停車場所がわかるかとても心配でした。
Google mapの通りに進んでいくと
途中いくつもある大型のURの中を抜けて行け、の指示で
言われるがままに、URを突っ切って行きます。
しかし暑い。すごく暑い。
お盆の午前中と言うことで、誰も歩いていません。
空は真っ青。
肌は焦げそうです。
それでも歩いていくと、道の向こうに公園らしき緑の森が見えてきました。
その時、沢山の本が入った透明のレジ袋を手に下げた女性が
私の前にふと現れました。
おお!
この人について行けば、間違いないわ。
と言うことで、その人の後ろからそろりそろりとついて行きました。
いたいた、まさに移動図書館。
移動図書館開始時間から10分ほど過ぎていましたが
すでに多くの人が集まっていました。
子供連れも多かったです。
青空図書館、と言う感じです。
予約受け取のコーナーで
図書館カードを出して
無事に予約済みの本を受け取りました。
返却期間はちょうど次の移動図書館の日です。
難しいのは
タイトルで当たりをつけてネットで予約するので
思った内容じゃなかったりすること。
これはネットで本を買うのと同じですね。
東京での生活は大変無機質で淡白だし
しかも会社員をしていたこともあり
時間の過ごし方は土日の二日だけを考えていれば良く
しかもそのうち1日は仕事をしていたので
考えてみるとボーッとしていたら
時間は過ぎて行きました。
ところが今は1週間の全てが自分の時間です。
時間使いをも少し工夫して
移動図書館をうまく活用したいと思う、アラ還の今日この頃で
酷暑の夏に思うこと。