早期退職さてどう生きてく?

仕事しか知らなかったアラ還お一人様、家事やUR生活と少しずつ成長中。鎌倉を中心に「アラ還の散歩と遠足」の様子はYoutubeやTwitterでも発信してます。

東京オリンピックのボランティア、正直な今の気持ち。

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本来であれば、私は今頃はオリンピックのボランティに忙しくしている...はずでした。
人間とは恐ろしいもので、このやや長期化しているコロナ禍に「なんで体育の日が今頃?」なんて思う始末です。

 ボランティアの選考過程を振り返ってみると

オンラインでの応募を経て

軽いグループワークと選考インタビューを受けました。

有楽町の元Loftと無印があったあの建物です。

グループワークは確か7−8人で、ちょっとしたゲームを行い

その後二人1組のインタビュー。

私とペアの方は、60代半のリタイアされた方で

海外駐在を長くされていたとのこと。

当時は私は会社員で、オリンピックに対するその熱い思いを語り尽くしたのでした。

 

幸いにボランティアとして候補となり

e-learningや

一度団体トレーニングを受けたとろで、その後全てが止まり

オリンピックの延期が決まってしまいました。

 

私はカナダに留学経験があり

住んでいた街で国体が開催された年がありました。

夏休みだったのですが、私は一時的に寮を追い出され

そこは選手村になってしまったのでした。

寮を追い出されることになったのでCanada Gamesの開催は知っていたし

数少ない日本人の友達がボランティアしようと思ったけど

日本語の通訳は需要がないと言われて、辞めたと言っていました。

 

夏休み明けの授業で、先生が「Canada Gamesでボランティアした人は?」と

質問し数名が手を上げたので、先生が

「履歴書には必ず書くように」と言ったを覚えています。

ボランティアを意識したのはこの時からです。

 

カナダで学生として生活していたわけですが、

その間は色々なカナダ人に助けてもらいました。

帰国する時に、この恩をいつか返したいなと長年思い

特に自国オリンピックでカナダチームのサポートをすることが私の夢になりました。

 

東京でオリンピックが開催されることは期待していましたが

まさか実現するとは...

数年前から東京マラソンで語学ボランティアを始めたり

東京都の語学ボランティアに登録したりと

それなりにやっておりましたが。

 

緊急事態宣言直前にマッチングという

ボランティアメンバーに対して競技と配置場所の決定がされたのですが

私が配置されたのが、東京23区に住んでいたとしても、かなり遠い場所で

今は隣県に引っ越してしまったので、さらに遠くなってしまいました。

ボランティアの前提は交通費や宿泊費はもちろん自腹ですから

文句を言うような人はボランティアやるべきではない

と言うことなのですが。

 

延期や縮小は無いとの声もありますが

一年後どんな世の中になっているのでしょう。

何よりもあれだけ熱意を持っていた私自身の気持ちが

少し萎んでいることが否定できず

時間の経過がこの状態を解決してくれること願っているところです。