長年、外資系に勤めていた私は
常に日本と欧米のその間で生きておりました。
アメリカが常に正しいわけではありません。が.....
日本の中の不思議な商習慣は
「今までそうだったから」
「そんなことやったことがない」攻撃(変化を極端に嫌う)
というのがベースです。
忖度というのも企業の中でも平気で多々あります。
言い換えると
メデイア、マスコミだけではありません。
だけど
声の大きな人=力が強い人のやることが
最も正しく、それを否定するとその組織の中では生きていけません。
外資系といえども
そんな日本法人の中で、仕事をすることは本当に嫌になることが
度々ありました。
日本の外資系とは日本企業の悪いところと、欧米の悪いところを両方抱えた組織なんで。
話し逸れました。
「忖度」
これを産んだのは日本の教育制度だと常々思っています。
子供の頃から刷り込間れているんだと。
輪を乱さない。規律を守る。
他人と違うことをしない。
目は口ほどに物を言う。
言いたいことは、しっかり口に出して発言しよう。
これは会社員時代、常に私が部下にかける言葉。
沈黙美徳ではない。
これを美徳とする日本って、本当におかしいと思うのです。
(って私だけそ思うの?)
私は今、NPO活動をしているのですが
年齢層が高いせいか、正直、時々コミュニケーションしていると
ギャップを感じます。
無言の圧力、正直あります。
もちろん日本的な素晴らしいものはたくさんあるのですけど
30年以上、この感覚は変わらないのはなぜなんだろうな?