大昔、留学を終え東京で生活を始めるにあたり生活必需品の一つに「固定電話」がありました。自動車電話というものは世の中にありましたが、まだ一般に携帯電話が普及していない時代です。
固定電話の通信業者はNTTしかないので、当時はNTTの電話権利を購入せねばなりませんでした。驚く事に「固定資産」であり、電話権利に名義がありました。
電話権利は非常に高く、新規で購入すると10万円ぐらいしたのでは?と思います。
つまり売る事ができて、不動産屋とかで少し安く転売されていました。
確か私は6万円ぐらいで、中古?の権利をどなたから買取、名義書き換えをしたわけです。
今の私のNTT電話権利
今週引越しをしますが、今現在はケーブルテレビの電話にしています。
ケーブルテレビ+固定電話のセットにすると、ほぼ使っていないNTTの固定電話より安いと言う理由です。
その時、NTTの電話権利は「休眠」にしました。
何せ大昔の6万円ですから、当時の私にとってはかなり大きな金額です。
ところが10年休眠にすると、なんと、なんと。権利が消滅すると言うではないですか!
バカ言うんじゃないよ、NTT。
人の資産を勝手に消滅させるなよ!!!
引越し先の固定電話はどうする?
昔はいろいろな場合、固定電話の番号が無いと手続きが出来ない、と言う事が多々ありました。
私は今のアパートに11年住みましたが、とうとう自分の固定電話の番号を覚えることはありませんでした。使わないので、ついに電話機を外してしまいましたし。
携帯で事足りるんですよね。
次の引越し先URもケーブルテレビに加入したので、申し込みの時に「固定電話どうしますか?」と言われまして、結局固定電話は持たない事にしました。
11年一度も使わなかったんですから、次の10年もいらないはずです。
つまりNTTの私の電話権利は休眠続行で、そろそろ権利消失してしまいます。
NTTの暴利へ怒り爆発
今は、電話権利というものがありませんが、過去電電公社時代からNTTが収集したあの電話権利金はNTTの懐にあるままです。
この矛盾をなんとしたら?
どうしてこの件について誰も文句を言わないんでしょう。
不思議でしょうがありません。
あなたの電話権利金、どうなってますか?