audibleと言うサービスを3ヶ月99円で利用しています。
時々、こんな破格なキャンペーンをやっているので利用するのですが、正直本を「聞いたこと」はありませんでした。
本を「聞く」サービスがaudibleなのですが。
本を誰かが「読む」と言うことに抵抗があり、もっぱら「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」と言う番組だけを聞いていたのです。
ところが。
ちょっと気になっていた「赤と青のガウン」が聞ける、と言うので聞いてみることに。
噂通り、面白い。
留学した時代も、国も、専攻も、置かれた環境も違いますが。
大昔に留学した身としては、頷く部分が多々あります。
皇族の方々は、ある程度、英才教育を受けているかもしれませんが
母国語ではない英語で、英語圏の大学で勉強すると言うのは、やはり半端な気持ちじゃやり遂げられません。
オックスフォード、しかも大学院、博士課程となると私(地方大学のカレッジ)とは比べるのもおこがましい。
の、です。
英語についての奮闘の様子、大学院のapply(願書を出して受験すること)、授業の準備の大変さ等々。
私とは何十年の世代の違いがありますが、基本は変わらないよね、と聞きながらつくづく思ったのでした。
修士まではガッツで取れるのですが、博士課程はそんなわけにはいきません。
特に理系より文系は難しい気がします。
新しい着眼点というか。切り口というか。
自分の強みを上手く出しつつ、やりたいことをやりたいことを考えて。
それで博士課程の関門(口頭試問など)を突破せねばならないのですから。
挫折した身としては、彬子女王のドクター論文のタイトルを拝見すると(英語の300ページの論文はさすがに読めない)私が挫折せざるをえなかった理由が今更ながらわかった気がしました。まぁ、比べるのも厚かましい話ですけどね。
子供の頃から活字中毒で、日本語を読んでいないと落ち着かないタイプでした。
ところが、スマホというものを使い出してからはスマホで文字を読めるので、小説とか随筆とか所謂「本」を読まなくなりました。
私は活字を読んでいれば良いので、本が好き、というわけではないのです。
そんなアラ還の私が、初めて「聞いた」この留学記。
大変楽しく「聞く」ことが出来ました。
彬子女王の今後の活躍も応援しております。
ちなみに。冒頭の写真はロンドンのとある駅。
ハリポタに出てきたあの、駅です。
古い写真なので、画像が粗すぎますけど。
追:
私もいつか大昔の留学時代の思い出話をここに書いてみる??