早期退職さてどう生きてく?

仕事しか知らなかったアラ還お一人様、家事やUR生活と少しずつ成長中。鎌倉を中心に「アラ還の散歩と遠足」の様子はYoutubeやTwitterでも発信してます。

62歳、おひとり様。社会との接点を保つために支払う代償。

この銅像はドン・キホーテとお付きのサンチョ・パンサです。

ドン・キホーテは自分の信念を貫き、既成概念にとらわれずに生きた象徴ような人物なんだと思います。ある意味、羨ましいですね。会社員をやめると、どうしても道を模索しがちで、時として迷子になりそうになります。

 

このブログでもたまに書き込んでいますが

時々、地域のボランティア活動に参加します。

会社員を辞めたおひとり様なので

このような活動に参加しないと

人と話す機会、接する機会が

ゼロ。

になってしまうからです。

コロナ禍での毎日は本当に悲惨でした。

何週間も人と話すことが無く

声も出づらいという状況にもなるという....。

 

無理の無い範囲で、と考えて参加し始めました。

あくまでボランティア活動ですから。

 

最初は大変熱心に活動していて

自分でもびっくりしたくらいです。

パソコンを使っての資料作りなんて

会社員を長年やっていた私にはどってことない作業ですから

どんどん引き受けていました。

が。

時間が経つにつれて

人間関係が少しずつ....あれ?というふうになってきました。

 

地域のボランティア活動ですが

そこそこ歴史があり

10年以上、地域のために貢献している80歳以上の方が多いのです。

聞いてみるとバックグランドもそれぞれですが

教員、地方公務員の方が半数以上で(たまたま?)

民間企業出身の方が次に多く、それから専業主婦の方。

最初はいろいろな人と出会えて

楽しかったのですが....。

 

私より上の世代の方は

コンプライアンス、という概念をお持ちでない方も多く

(私の世代でギリ、でしょうか?)

30年以上、会社員をやってきた私でさえ

ええ???そんなことするの???

そんな発言はNGでしょう、ということが多々あります。

たまに会合に出ると、結局はいや〜な気持ちになって帰っていくハメになります。

コミュニケーションは主にメールで行われていますが

メールでも攻撃的な書き方をする方がいて

これまたいや〜な気持ちになります。

 

もちろんこの集いで、仲良しになった方もいて

時々リーズナブルなランチを食べたりして

それはありがたいことだと思います。

 

私は一晩寝ると気持ちが晴れるタイプなので

今の所、マイナスな気持ちを持ち越してしまう、ということはないのですが

当初の考えに戻り適度な参加=適度な距離を置く、という考えに改めました。

ボランティア団体ですが

面白い企画もあり、イベントなどの運営などにも携わることが出来るのですがね。

案外政治的なこともあり、力のある人に擦り寄らないと

やりたいことができない、ということもあるのがわかりましたし。

 

会社はどんなに嫌なことがあっても

報酬を得ることができます。

なので多少なことは我慢しても、組織にとどますよね。

このような継続性のあるボランティアのための団体活動は、当たり前ですがそれとは全く異なります。

やはりイヤイヤで参加していると少しずつメンタルがやられてしまい

嫌な気分だけが心に残るだけなのだと思います。

 

社会との接点を保つために支払う代償というのもあるのだと思います。

メリットデメリットのバランスを上手く取らないと、主客転倒してしまってはね。

 

 

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