話せば長くなりますが。
在米30数年になる友達が、かなり久しぶりに地元に帰国しており、Lineでは顔を見ながら話を幾度となくしておりましたが....。
リアルに再開するのは30年ぶりぐらいです。
地元に帰省するか友達がこちらに遊びに来るとか、直接会えれば良かったのですが
諸事情=予算の問題、があり、帰国が羽田乗り継ぎということで、会えるのは一瞬だと思いましたが再開を実現すべく、羽田まで出掛けて行きました。
やはり。
羽田空港はテンション上がります。
ところがスマホを見ると、バッテリの残が危ない!
なぜ?
充電してきたつもりが。
いやいやモバイルバッテリーがあるじゃないの。
と。思ったら。
こちらも充電してきたつもりが、空っぽ。
仕方がないので案内所で充電できるところを聞いたところ
ちょっと要領を得ませんでした。
羽田は海外出張時よく利用していましたが
行く場合は、空港内をあまりゆっくりと利用する機会はないので(さっさとセキュリティを抜けてカードラウンジに行く)実際、よくわからないという...。
少し早めについたので、マックでランチ。
うろうろしていたら、ベンチのところに充電できる設備があったので少し充電して、ランチ時だったので安全牌のマックへ。
激混み。
あまりの混み具合にtake outにしたら
ちょうどレジの横のしかも電源がある席が空いたので
そこに陣取ることにしました。
それを見たMacの方が「トレイをお持ちしましょうか?」
この激混みの空港内の店舗でこの気遣いはすごいな。
充電しながらハンバーガーを頬張り、そそくさと到着ゲートに向かいます。
実は友達が数日前に骨折をしてしまい
「車椅子を手配してサポートを航空会社に頼んでいる」と事前に連絡があったのです。
会社員時代、力のない母がやはり航空会社にサポートを依頼したときに
本当に地上職員の方によくしていただいた記憶があったので
ANAの地上職員に「車椅子の乗客をここで待ちたいのだが」と相談すると
そっけなく
「こちらでお待ちください」
へっ?
友達が乗っている便が到着したと掲示板に出たので
別の係員の人に聞いてみましたが同じような答えです。
忙しいところ、すみませんが....。
こちらの話を聞いてくれる、という姿勢がないというかなんというか。
私ってカスハラ?
やっと最後に地上係員に車椅子を押されて出てきた友人。
再開の感慨も味わえないまま地上係員の方から彼女のスーツケース(機内持ち込み)を
受け取り一緒にターミナル3へ移動します。
当初の話だと係員の方は出口のところまでということでしたが
ターミナル3の乗り継ぎ便のカウンターまで同行してもらえました。
そのままターミナル移動のシャトルバスに乗って
(実は一番乗りばに近い出口などは確認していた)
乗り継ぎ便の航空会社のカウンターへ。
ここでANAの方はユナイテッドにバトンタッチ。
搭乗券を確認されて
そく保安検査場へとのことでそこまでの数分間、別れを惜しみながら
ちょっとした手土産を渡して
彼女は保安検査場の中へ消えて行きました。
国内線の出口では涙ぐみそうになっていたのに
バタバタとして
あっという間で感激する暇もなかった再開。
このブログを書いているこの時間は彼女はまだアメリカの家についていません。
アメリカ国内での乗り継ぎもあり20数時間の飛行機の旅です。
最寄空港では旦那さんと息子さんが車で迎えに来てくれるとのこと。
スーツケースは預け荷物もあり(もちろん超過料金を払って)
車椅子ではとてもとても... 。
無事に家に辿り着いてね。
彼女を見送った後、最上階に上がって
「どれに乗るのかなぁ」
そして東京を後にして、1時間半をかけてド郊外の我が家へ帰りました。