旅の続き。
これはフランスからスイスに入る時に、乗り換え駅となるBaselと言う駅です。
スイスはEU加盟国ではありませんが、シェンゲン協定を結んでいるので、フランスからの入国に入国検査はありません。このブースはそれ以前の名残です。
スイスの首都はジュネーブ?と思いがちですが、実はこのベルンです。
列車のスケジュールは以下の通り。
Wednesday, 24.12.2014
STRASBOURG (France)
Basel
BERN (Switzerland)
08:21 AM
10:56 AM
2hr35 1 Optional TER , IC
ストラスブールからの車窓はそれはそれは美しく。
クリスマスイブの朝、と言うこともあり列車はガラガラでした。
鉄道バスは空いてる席のどこでも座れる、と言うモノなので(生意気にも一等車両のパス)
窓側の席に陣取り、スーツケースを横にして足を乗せてリラックスして車窓を楽しみます。
国境でのパスポート確認はありませんが、EUでないためスイスではユーロは使えません。
ベルンに到着したらまずはスイスフランに両替が必要です。
駅の両替所で無事にいくばかりかのスイスフランを手にして
今度はホテルへの道を聞くべく観光案内所へ。
幸いにもクリスマスイブというのに開いておりました。
案内所でホテルの場所を尋ねると市内地図をくれて、「まっすぐよ!」
はい、まっすぐですね。ベルンには1泊します。
駅からも近く外観もいい感じのホテル。
当時の私にしてはちょっと奮発しました。
ベストウエスタンもピンキリで、やや高いランクだと思います。
(残念ながら金額の記録は残っていませんでした)
チェーン系のホテルでは珍しいと思いますが
古い建物をリノベしてホテルとして使用しているという
ヨーロッパにはよくありますね。
クリスマスイブの宿泊だからか
フロントに宿泊客の姿は見えません。
チェックインも無事に終わり、部屋に行きますか。
綺麗な室内です。
どうやら日本人の方が泊まっていたらしく、部屋に日本語のメモが落ちていました。
ベルンでは一泊のみ。
明日はクリスマスですから、町中の店が閉まる前に街に繰り出しましょう。
街中が世界遺産でとても可愛い街並みです。
スイスというとハイジのような、山のイメージが強いけど
漠然ですけど、すごくヨーロッパにやって来た感、あります。
季節が良い時にくると、太陽の下、キラキラしているんだろうなぁ。
薬局も前世紀のような感じ。
街歩きをしていると、気がつかないうちに時間がどんどん過ぎていってしまいます。
店が開いているうちに、何か食べないと。
実は列車に乗る前に、朝食を食べたきりです。
匂いに誘われて、買いました。美味しそうなソーセージ。
地べたに食べ物を置いて、お行儀が悪いのですが
一人旅ゆえ、写真を撮るためには仕方なく...。
大変美味しゅうございました。
その後、どうやらアイスクリームを買って食べたようです。
動かし用のない事実を物語る写真が語る...。
クリスマスイブの夕方からほとんどの店が閉まるので
この日の夕食は日本から持参した
フリーズドライの雑炊を食べ、就寝。
旅も半分過ぎたところですので
やや疲れもありますし、しっかり寝なくてはね。
明日は18フランで朝食を頼んだので、楽しみにして。
つづく。