日本は古い建物を
躊躇なく壊して、新しいものを建てがちな国だとつくづく思います。
ヨーロッパなどは、旧市街地と新市街地と分けて古い建物を何百年も残し続けるのに....
このレトロな建物は
東京の大田区大森の駅裏にある元クリーニング屋さんです。
私が気がついた時には
この状況だったのですが
営業はしていません。
外観がこの状況だと中のレトロさも気になるところです。
タイルの使い具合が
リノベして
おしゃれなカフェなんて似合いそうです。
大森の駅の反対側は
住宅街でかなり立派な一軒家が並んでいます。
その中で元は立派な小洒落た和洋折衷のお家だったんだろうなぁ、と
思わせるお家があったのですが
住む人がおらず、荒れて
しばらくすると更地になっていました。
さまざまな事情があるのだと思います。
でも、なんとか残して欲しいなぁ。
私の古い記憶の一つに
祖母の家で遊んだ様子があります。
地方のお金持ちだったので(その後すっかり没落)
洋館っぽい洒落た玄関が印象的でした。
おじさんが事業に失敗して
その家を手放してしまい、今の資産価値を考えると.....(遠い目)
鎌倉にも古い西洋建築がいくつか残されています。
鎌倉だから残せているのでしょうか。
残すのも簡単なことでは無いとは思いますけど
出来るだけ後世に残して欲しいなぁ、と願うばかりです。