早期退職さてどう生きてく?

仕事しか知らなかったアラ還お一人様、家事やUR生活と少しずつ成長中。鎌倉を中心に「アラ還の散歩と遠足」の様子はYoutubeやTwitterでも発信してます。

元外資系システム部門だった私がデジタル庁の発足に思う。

f:id:takeuma02:20210902191924j:plain

ワクチン接種後の副反応なのか。

はたまた季節の変わり目のせいか。

それともお篭り生活の限界のためなのか。メンタル状況今ひとつの私ですが....

 

企業に勤めていると

時々、役所関連が顧客のことがあります。

お客様ではありますが

その「昭和感」にぶったまげるのでありました。

 

・いまだにFaxが主流(時々手紙になる....)

・見積書、納品書、請求書の日付はブランクにして同時に出せ。請求書に朱肉で印鑑が必要

 

会社を辞めて、企業に所属しなくなって

諸々の手続きが非常にアナログなのも驚きまくりましたが

あちっに行って、こっちに行って....。

クレジットカードは使えないし、現金書留で送らないといけないし。

 

みずほのシステムトラブルは

元々、合併した複数銀行の複雑なシステム移行に発しているのだと思います。

 

縦割行政で隣は何をする人ぞ。

それをいきなりシステム統合するっていうのは

民間企業のM&Aではよくやる荒療治ではあります。

システム変える=やり方変える

のは有無を言わせず、

 

変革じゃ。

 

外資系に長く身を置き

売った買ったの世界で生きてきた私は

システム統合やシステム刷新を幾度となく体験してきました。

この状況で何が起こると思いますか?

 

人の入れ替わり。

 

なのです。

仕事のやり方の変化=システムが新しくなる、ことについて行けずに

辞めて行くのです。

(ここが外資的なんですけどね)

 

システム統合は

あれもこれもの機能の積み上げではなく

とある提携ビジネスモデルを想定した既製品に

全ての業務を当てはめていくことが、成功の秘訣です。

つまり。

業務をシステムに合わせる。

そういう発想で行わないと

サグラダファミリアのように

いつまで経ってもシステム導入は終わりません。

 

既製品のシステムに手を加えることが許されるのは

・法的要件

・会計的要件

・(時々)主要顧客の要件

 

ぐらいです。

10の省庁があるとして

それぞれがリクエストを出し、ぐちゃぐちゃと機能を載せたら

どうなると思いますか?

 

それこそシステムトラブルの温床です。

 

日本の会社との合併を何度か経験しましたが

日本企業出身の方達は

部分最適がありきで、全体最適を悪とします。

 

ああ、会社員時代の愚痴になりそうなので

このへんで。

 

相当大鉈振るわないと....外野から拝見させていただくことにいたします。

はい。

犬の遠吠と、お思いくださいませ。