外資系に勤めていた私は
年に数回、ヨーロッパ出張がありました。
ホスト国によっては、仕事が終わった後にちょっとしたイベントを用意してくれることがあります。
この時は、パリでの会議で
とある日の現地のお世話係が
世界各国から来ているメンバーに「パリのダウンタウンを歩く」という
イベントを用意してくれました。
地元のガイドさんの英語の説明を聴きながら
歩いてパリを巡る、というものです。
ただ。
仕事終わりでホテルに帰るタイミングがなかったので
靴はヒールだし
薄っぺらいスーツだった私は
寒いし
足が痛いし。
そんな中
夕日に暮れるパリの路地を歩いたことは
良い体験でした。
ただ出張なので
スマホでちょこちょこっと撮った写真しか残っていませんけど。
それでもやはり絵になりますね、パリは。
本当に寒くて、震えながらもパチリ。
これも有名なところらしいのですけど。
アートです。
で、この後、苦行が待っています。
時差でヘロヘロですが
ここから長い、長いディナーが始まります。
外資系に長く勤めている私ではありますが
この時差ぼけの体で
おじさんたちを相手に英語で食事をしながら
(外資といえども95%ぐらいが男性)
にこやかに過ごすというのは、苦行です。
まずはどこに座るかを選ぶのも大変。
まぁ
一人二人、気遣ってくれるジェントルマンがいたりして
大体その人たちが横に座ってくれます。
パリですから
フランス料理ですね。
みなさんは水のようにワインを飲んで
私は飲めないので、一人ソフトドリンクを飲み
デザートが終わると、そそくさとホテルへ帰るべく
やはり時差ぼけの香港のメンバーを催促して
席を立ちます。
何せ
ここからが長い海外のディナー。
明日8:30集合なんですけど。
まぁ
これも思い出です。