海外旅行で楽しみなのは食事だけではありませぬ。
ご当地スイーツは抑えなくては。
なので、ポルトガルに行ったら、絶対食べたかったのがエッグタルト。
いざいざ!
2015年12月の旅は
スペイン、セビリアから長距離バスで国境越えをして
Faroという港町に入り、そこから鉄道でリスボン入り。
リスボンに宿泊し、リスボンを拠点に思い切り観光します。
リスボンの目的の一つであるエッグタルト。
リスボンから公共交通機関を使い30分ほどでベレンという街へ向かいます。
そして。
そして。
いよいよ
エッグタルトじゃ。
エッグタルトはスペインでは
パステル・デ・ナタと言います。
ポルトガルの伝統菓子とのこと。
ベレンには老舗中の老舗があり、
私が目指すは
パスティス・デ・ベレン。
噂通り並んでいます。
ネット情報通りに混んでいます。
この日はたまたま日曜日。
地元の方も多いのだと思いますが、そんなことで怯んじゃダメです。
とにかく待ちます。並びます。
店内に店内座席待ちのための
レーンがありそこで案内されるのをひたすら待ちます。
こういう時は、案外おひとり様は小さなテーブルが空くと
優先的に案内してくれることもありますが
そんなこともなく大人しくテーブルに案内してくれるのを待ちます。
ついに私の番へ。
1837年創業、ってことでしょうか?
いやぁ、しかし美味でした。
小さめのカップで
カフェラテを飲みたかったのですが
通じるかなぁ、と心配したものの
イメージ通りのものが運ばれてきて一安心。
運ばれてきたエッグタルトは
出来立てで、熱々で本当に美味しかったぁ。
いくつでも食べられそうな勢い。
是非ともまた食べたいものです。
で。
この話にはオチがありまして。
先に書きましたように
この日は日曜日。
来た通りに市電で帰ろうとしたところ
途中で全員が降ろされてしまいました。
なんと。
日曜日の夕方はリスボンのダウンタウンまで市電は行か無いらしく
降ろされた大量の人たちが道の真ん中にある
市電の駅に溢れかえる始末。
タクシーを乗り合わせて帰る人もいて
私も英語を話している人を見つけて
タクシーの相乗りをしようとしたのですが
タクシーの拾い方もわからずで。
バスは何台か来たのですが
どこ行きかわからず
とりあえず乗っちゃえ!と乗り込んでは見たものの。
そんなバスもぎゅうぎゅう詰めです。
前の人に英語で
「これダウンタウンに行くんでしょうか?」と聞いてみたら
多分行くと思うんだよね...とその人も不安そうな顔です。
そのバスも
終点らしく降ろされてしまいます。
みなが行く方向へ仕方なく流れて行き
こういう時になぜだか突然に
頼りになる街を歩いているお巡りさん!に
突然会うのであります。
身振り手振りで
地下鉄の駅に行きたいんだけれど、と聞いてみると
あっち!と教えてくれたので
なんとか無事にホテルまで帰ることが出来ました。
数年後
再びポルトガルへ行きたくて(実現しておらず)
「地球の歩き方ポルトガル」を買ったところ
私のような方も多かったのでしょうか。
日曜日のベレンからリスボン、ダウンタウンへの戻りは
気をつけるように但書がありました。
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨