歳周りからすると
アラ還の私の子供世代の渡辺直美さん。
「ニューヨークへ活動の拠点を移す」とのニュースが流れました。
彼女のニュースは昔、昔、見ていた夢を思い出させます。
3年間を
カナダの大学で過ごした私は
卒業後、学生ビザが切れると同時に帰国し
その後は昨年まで、国内の外資系の企業で会社員でした。
当時、学生ビザ後のビザの切り替えの手順は
Work Permission と言う一時的な労働許可を取得し
そこからWorking Visa に切り替え
最長6年(だったと思う)でEmignrant(移民)になるというのが一般的でした。
同じ学校にいた日本人の友達で
カナダ人と結婚した人を除くと
Work permissionで日系企業に就職した友達が一人
弁護士を雇っていきなり移民の手続きを試みた友達が二人いました。
移民手続きをした二人は
40代半ばで
20年ぐらい日本で会社員をして貯金が潤沢にある?ので
弁護士の助けを受けて移民=永住権取得を行い
おそらく今もカナダに住んでいるんだろうと思います。
私は日本の大学を出て
その後留学したので留学費用の借金もあり
一旦日本に帰国することを選択せざるをえませんでした。
なので。
50歳までがむしゃらに稼いで、お金をためて
カナダに移民して
余生を過ごしたい、その時に戻ってくる。
それが夢でありました。
現実は。
アラ還の私は
そんなこともなく
東京を引き払い、隣県のURで静かに余生?を過ごしている...
カナダの大学を出ているので
少し普通の人よりは移民申請はしやすいのですが
50歳では行けた気がするけど
アラ還ではね。
やっぱり日本で、それが東京でなくても
楽です。
なんだかんだと言いつつも
私は日本人であり、国内にいると一応最低限な権利を守ってくれるので。
彼女のような人を見ると
若い頃の自分のエネルギーをちょっぴり思い出します。
カナダにいた私は
彼女より少し若くて
単純に学生だったわけですが
本当にがむしゃらに勉強して勉強して
絶対に卒業する!そのパワーは我ながらすごかった。
若かったこともありますが
病気もせず
ただただ毎日全力で戦っておりました。
会社員時代
本当に色々なことがありましたが
あの留学時代のことを思えば
なんてことないな、そう思っていましたから。
私には
金銭的にあの時、カナダに残る、と言う選択肢がありませんでした。
残っていたらどうなっていたかなぁ。
50歳で移民してたら
どうなっていたかな。
彼女の静かな野望が羨ましい。
本当に。
活躍を楽しみにしています。
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