生まれて初めて行ったヨーロッパはチェコのプラハ。
しかも無謀にもおひとり様鉄道旅を決行したのでした。
行けないなら、楽しかった旅を思い出そう!
2度新幹線のグリーン車に乗ったことがあります。
どちらも普通指定席が空いておらず、仕方なくでした。
新幹線は普通席でも座席が広いので
飛行機のビジネスクラスほどの憧れはありませんが
外国での鉄道旅となると違います。
2006年なので
まだ色々なものがアナログです。
旅関係の資料はバンバン捨ててしまう方ですが
鉄道チケットは保存しております。
この時の鉄道全行程は
プラハ
↓
ウィーン
↓
バート・イシュルとハルシュタット
↓
ザルツブルク
当時チケットは
インターネットで買える時代ではなく
東京のとある海外鉄道チケットを販売している旅行代理店に
相談がてら出向いたのでした。
行程を説明したところ
鉄道パスではコストが回収できない試算だったので
一方通行で乗車券を買い
奮発の一等車の指定券を合わせて購入したのでした。
それではヨーロッパ鉄道の旅へ!
プラハ駅からワクワクの1等車に乗り込みます。
ヨーロッパの鉄道は
乗り込むまでが一苦労。
日本のようにプラットフォームと
列車の位置が一緒ではなく
小柄な私が大きなスーツケースを持って
よっこいしょ、と乗り込まねばなりません。
日本の列車は
全て進行方向に座席が並びますが
ヨーロッパの鉄道が座席が固定なので
気をつける必要があります。
当時はその旅行代理店で
座席の向きを確認できたので
全て進行方向にしてもらいました。
そして一人席。
この路線は1等だと(時間にも寄るようですが)
軽食が出ます。
JRよ、見習いたまえ。
クリスマス当日だから
写真で見ても、ガラガラですね。
欧米はクリスマスイブ、クリスマス当日、場所によっては26日も
全てがお休みになるので
観光には適さず、逆に長距離移動に向いています。
が、気をつけなければならないのは
24日と26日は逆に現地の方が帰省等の移動をするので
混んでいるということです。
その後、何度かチェコやオーストリアを訪れましたが
この年は本当に寒くて寒くて
びっくりしたのを覚えています。
この時は
乗った列車がウィーン行きだったので
最後まで乗っていれば良いので
乗り過ごしを心配する必要はありませんでしたが
終点ではない駅で下車するときは
本当に気をつけないと行けません。
ヨーロッパの鉄道は駅での停車時間が短いですし
車内アナウンスは英語でも行われますが
聞き取りにくいので
緊張します。
私は事前に停車駅をネットで印刷して
(当時から路線を検索するサイトはあった)
一つ一つ確認しながら
乗り過ごさないように、寝ないように
緊張して乗っていたことを覚えています。
一人旅だとこれは仕方がないですね。
無事にウィーンに到着です。
ところが。
ヨーロッパの鉄道旅は
そんなに簡単じゃありません。
次の移動は違うウィーン駅、ウィーン西駅からの出発です。
朝も早いので
ホテルは西駅の近くに取りました。
西駅まで自力で移動が必要です。
ここでタクシーに乗らないところが
私らしいのですが
違うところで降りてしまったようで
右往左往してやっと西駅まで辿り着いたものの
ホテルの場所を中々見つけられず
再び右往左往。
この経験をもとに
後のヨーロッパ旅行は
インターネットでの情報収集の充実さも手伝って
用意周到で出かけるようになるのでした。
本当にヨーロッパの鉄道旅は楽しい。