永福寺、と聞いてもピンと来ない方も多いかと。
紅葉を求めて鎌倉さんぽを楽しんでいると、「永福寺跡」の表示に連れられて進んでいくと...
かなり奥まったところに
いきなり視界が広がり、写真のような景色がドーンと現れます。
さて。
永福寺とは?
永福寺は、源頼朝が建立した鶴岡八幡宮・勝長寿院と並ぶ三大寺院の一つです。源義経、藤原泰衝等奥州攻めで亡くなった武将の鎮魂のため、中尊寺二階大堂等を模して建立され、建久5年(1194)に三堂が完成しています。幕府の御願寺として手厚く保護されましたが、応永12年(1405)に焼失し、江戸時代初期頃に廃寺となりました。
復元プロジェクトがあるようで、
こちらに詳しく書かれていました。
鎌倉殿にとって
大変大事な寺院だったのに
なぜか消滅してしまったこのお寺。
復元のイメージを見ても
史実を読んでも、本当に重要度が感じられるけれど
消滅してしまった永福寺。
歴史小説が書けそうな?
今は
地元の方の憩いの公園のような感じになっていました。
歴史とは本当に不思議なもの。
鎌倉はミステリアス。
だから三谷さんも取り上げるんでしょうかね?