「保護のため見苦しいシャッターを取り付けました」
ある日、鎌倉の町をさんぽしていた時、このお地蔵さんの前を通りかかりました。
ガイドブックに取り上げられているお地蔵さん、というものではないと思いますが
鎌倉の古い道の途中にありました。
いつも鎌倉の町をさんぽさせてもらっている私にとって
とても胸の痛くなる掲示です。
私が多くを語るより
写真を載せて見ていただいた方が、と思います。
お地蔵さんは六体あることが多いですが
「お地蔵様が六道を巡りながら人々の身代わりとなって苦しみを背負ってくださる」
という信仰からなのだそうです。
私は特定の宗教を信じているわけではないのですが
長く人々に信じられてきた信仰には
意味があるのだと思います。
お地蔵さんが泣いているのは悲しい。そう思います。