人生とはどう転がるかわかりません。
去年の今頃、何をしていただろうか?と記憶を辿ってみたら、6月10から3泊5日でヨーロッパ出張をしていました。今年の今、私は早期退職し会社員を辞めて、コロナ禍にいます。
会社員時代は海外出張が多い仕事で、年に3−4回渡航していました。
今時、海外出張も私の職位だとビジネスクラスを使わせてもらえず、プレミアムエコノミという、名前はともかくほぼエコノミークラスで出張してました。
ヨーロッパ路線12時間だと、これを「苦行」と呼んでいましたから。
その後、当たり前ですが仕事ですからねぇ。
遊びだと我慢できるとは思うけど。
エールフランス/KLMのアップグレードオファーのカラクリ
あくまで2019年コロナ以前の状況とお断りして。
出張が多い=マイレージのステージが上がってくる=お得意様特典としてアップグレードできる。
最後は最高位のプラチナのステージまで行ったので、プレミアムエコノミーだとほぼ必ず、行きのチケットについてアップグレードのオファーのメールが届いていました。
時期や空席の具合にもよりますが、おおよそ3万円から4万円で、アップグレードが可能でした。ネットでのクレジットカードの支払いです。
もちろん自腹ですよ。
一度社長に交渉しましたが(この分、経費で認めて欲しいと)、あっさり却下。
社長だろうが中間管理職だろうがヒラであろうが、12時間のエコノミークラスで移動して、そのまま仕事というのは本当に本当に辛いです。不当な差別だと思う。
だって人間の疲れに職位は関係ない!!!
会社という組織の中の矛盾の一つですけどね。
偉い人だけ、良いホテルが使えるとか、ビジネスクラスが使えるとか。
もう一つのアップグレードへチャレン方法。
空港でアップグレードできるかどうかを聞いてみるというのも、やり方です。
搭乗直前になるので、空席率が低くなりますけど
それにアップグレードを狙っている人は多いので、搭乗前24時間からアップグレードをする人が増えてきます。。
ただ空港でアップグレードした方が、対面で交渉できるしマイルで出来るので便利なんですけどね。
ちなみにアップグレードは往路か復路のどちらか1回のみです。
プライベートも含めて相当国際線に乗っていますが、航空会社側が無料でアップグレードしてくれたのは一度だけです。
この時、パリ(CDG)乗り継ぎのミラノ、という考えただけでも恐ろしい長時間の渡航だったので、もう涙が出そうでした。
どうしてそうしてくれたのか、いまだに不明です。
その時はまだマイレージのランクも高く無かったのですけど。
プレミアムエコノミーからビジネスクラスに上げてくれました。
確かラウンジは使用できなかったですけど。
ビジネスクラスの機内食は素晴らしい
私が乗ったビジネスクラスは
- JAL(シンガポール便)
- ANA(ヨーロッパ便)
- ルフトハンザ(ヨーロッパ内短距離便)
- エールフランス(ヨーロッパ便)
- KLM(ヨーロッパ便)
個人の好みによると思いますし、私の場合は短距離便もあるので比較が難しいですが、私はエールフランスのビジネスクラスの食事が一番好きです。
去年6月のビジネスクラスの機内食がこちら。
お酒が飲めない私の食前ドリンクはお水.....
綺麗な前菜の数々。パンが美味しいのですよ。温めてあるし。
お魚を選びました。サラダはオリーブオイルでいただきます。
出張なので、チーズやデザート、朝食の写真は無し。
この辺りがプライベートとの旅行の違いです。
エールフランス/KLMのマイレージのステータスは、年末にほぼ初期化されるのでステータスは一つ下がりました(ゴールド)。
でもゴールドもラウンジ利用可能ですし、マイレージが恐ろしいほど溜まっています。
新型コロナのため、エールフランスが追加のマイレージ をくれましたし。
同じスカイチーム のデルタでアメリカ行きなら、往復ビジネスクラスが取れます。
行きたい〜!!!!
いつ行けるようになる??
スカイチームのラウンジ(成田空港編)
私は成田便を取ることが多いです(外資系エアラインの場合)。
何故ならば。
ビジネスクラスへのアップグレードの可能性が
羽田便より高いのです。
皆、羽田便をとりますからね。羽田は必然的に競争率が高くなります。
無くなってしまいましたが、羽田7時発パリCDG行きというのがあり、いつもガラガラでアップグレードはかなり容易でした。
あまりにガラガラだったからでしょうね。
採算取れていたとは思えないので。
成田のエールフランスのラウンジは無くなってしまいましたので、デルタか大韓航空のラウンジを使ってました。
大韓航空は少々しょぼくて、搭乗ゲートから離れたデルタのラウンジを利用してましたが、2年前ぐらいに新しい共同利用できるラウンジが出来て
こちらをいつ利用しています。
利用出来る航空会社を見ると、めちゃくちゃ混む、という感じもせずですが、その通り混んでいないです。
この写真だけは2019年12月、プライベートでのスペイン旅行の時に撮影したものです。
だけど原則、その様子は同じです。
機内食のために、控えめに。
気にすることなく海外渡航できるのはいつになるのでしょうね。
一部の国の渡航に予防注射が義務つけられていましたが、新型コロナもそのようになったりするのかな。
私はインフルエンザの予防注射もしたことがない人です。
アラ還ですが、インフルエンザに罹患したことがなくて、風邪は数年に一度、アレルギー気管支炎などは持病としてあるのですけど。
たった一年。
私は会社員を辞め、自由な渡航が出来ない状況になるとは。
去年の今頃は想像もしていませんでした。
来年はどう変わっているのだろうか、私の人生。