先月、長年住みなれた東京を離れ隣県に引っ越しをした私は元東京都民ということになります。昨日、小池さんについて書きました。
(写真は都知事選の時、有楽町での遊説中に撮影したものです)
私のようなシニア泡沫ブロガーの書くことに(そもそも絶対アクセス数が少ない上、昨日はさらにアクセス数が落ちた)興味がないのだろうな、正直自分の力不足がもどかしいのですが、ここで怯まず、今日もこのタイトルでブログを綴りたいと思います。
小池さんは私より上の世代です。
早期退職した私もそれなりに会社員を続け、中間管理職を10年以上やっておりました。
外資系にいたにも関わらず、やはり女性の管理職の数は少なく、また劇的に増えることもありませんでした。末端の私でさえ様々な局面にぶつかりましたので、その上の世代かつ活躍の場が大きかった小池さんは想像以上の薔薇の道を進んでこられたことだと思います。
女性初という冠は武器であり足かせでもある
海外の大学を卒業されている、ということと珍しい言語を習得されているというのは覚えていたのですが、今回カイロ大学を卒業しアラビア語が堪能だと知りました。
1971年に入学とあり、私が留学した時代でさえ今と比較するとかなりの面倒さがあったのでその時代については推して知るべし、です。
日本人は皆無だったでしょうし、そもそも英語は堪能でいらしたと推測しますが成績優秀で卒業されかつ日本人女性初の卒業生ということだそうです。
私は北米田舎の大学出身ですが、どうしても1教科単位が取れず追試を受けてやっとのことで卒業しました。英語でこれですからね(小池さんと比べる私もどうかと思いますが)。アラビア語での学習など想像を絶します。
私には、“女性初”という冠がたくさん付いてきました。カイロ大学を日本女性で初めて卒業、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」で初の女性キャスター、女性初の防衛大臣、女性初の自民党三役である総務会長……。「女性初」というのは話題になりますが、同時に批判の的にもなり、たたかれることもねたみを買うこともあり、いばらの道でした。
(「私、小池百合子が都知事選を戦った本当の理由」より)
女性の管理職においても、小池さんのおっしゃる通り私の時代でもやはり前例が無いことが多く、何をやるにしてもスムーズに行かないことばかりでした。
ただ一人の女性中間管理職である期間が長く、何をやっても目立ち、叩かれました。
私は男性と比べて優秀だと思ったことは一度もありませんが、劣っているわけでは無いからと自分を奮い立たせて日々を送っていました。
一企業の社員でそうですから、政界に乗り込んだ小池さんの奮闘は想像に難しくありません。
初の女性総理大臣へ
アメリカでさえ、女性の大統領は出ていません。
お隣の韓国の初の女性大統領は失脚してしまいました。
政治家という職業は性差が影響しない職業の一つだと思います。
樹が熟せば、小池さんが総理大臣に挑戦することを大いに期待しています。
ちなみに私は支持政党があるわけでも、応援している政治家がいるわけでもありません。
同性として先達として活躍を続けている小池さんに、尊敬の念を耐えないのです。
以下の記事を参考にさせていただきました。