人生において人は何度引っ越しをするのでしょうか?
賃貸は2年契約が一般的ですが、引っ越しはかなり面倒なので転勤や余程の事情がない限りつい長く住んでしまう傾向が私にはあります。
数度東京都内で引っ越しを経験しましたが、11年まえのことであり引っ越し業者の選び方もかなり以前とは変わっていました。
比較サイトを気軽に使ってみた結果、恐ろしい事に
早期退職することを決めた時から、家賃の安い賃貸への引っ越しは決めていましたが、諸事情から運悪く繁忙期の3月末になってしまいました。
11年前は適当に検索して訪問見積もりを3社から取り、最後に訪問見積もりしてくれた「サカイ引越センター」に依頼しました。
最後、というのが肝で2社はxx円だったけど、ここまで下げてくれたら、と交渉してそこそこ値段が下がったので決めました。
非常に丁寧な対応で、礼儀正しく段ボールの無料回収もしてくれたので次の引越しもここにしようと思ったものです。
さて11年経過の今年の引越し。
まずは相場を知るべくと気軽に比較サイト「引越侍」に登録したところ。
次から次へと電話がかかってきて、畳み掛けるように押し売りされる!
メールも恐ろしく受信。
面食らった私は電話がかかってきた業者の口コミを慌てて読みまくりました。
残念ながら知らない業者ばかり
結局3社からの電話を取り(それ以外は相手出来ないので無視)料金を比較しました。
明らかに電話先で演技をしているのがわかり「ちょっと上司と相談してみます」「すみません、ちょっとお待ちいただけますか?(と言ってしばらく保留)上司が1万円下げても良いと言っています」
芝居ががってる!
その中に残念ながら「サカイ引越センター」はなく、3社の電話攻撃で疲れてもう良いやと若干投げやりになり、結局サカイには連絡もしませんでした。
強いて言うと、最後に電話で話をした「人力引越社」の口コミがまともだったので、ここで値段交渉をする事にしました。
意識を強く持たないと比較サイトに登録された私の情報は多くの引越業社にばら撒かれ、やりとりをせねばなりません。
訪問見積もりがないリスク
訪問せず口頭説明だけで荷物を申告してトラックを決める、などなんとリスクが高いことか!
人間心理として過小申告してしまいますし、段ボールに梱包出来ないものが多すぎました。
例えば無印の組み立て式キャスター付きコンテナがたくさん、パネル、ラケット、オットマン等々。
仕方がないので荷物は捨てるだけ捨て、捨てたくないものはバラして梱包、パネルやラケットは先に新居の鍵をもらったので手持ちし運びました。
最後の最後まで「トラックに入りきらなかったら、友達に頼んでレンタカーで運んでもらうしかない」と悩んでいました。
段ボールも50個しかもらえず、著しく増える場合は追加料金と契約書に書いてあるし、電化製品は一切保証しないとも。
ああ、業者選定を誤ったかな?と後悔仕切りです。
もちろん50個に入り切るはずがありません。
スーパーには大きな無料の箱がなく、結局ホームセンターで大きな段ボールを2つ購入する羽目になりました。
現場力は半端なかった
最後の最後まで荷物を押し込み、50段ボール+6箱でなんとか荷造りを終えて迎えた当日。
まず私のアパートの道が狭く、台車で運ぶしかないと思っていたらなんとかその細い道にトラックをギリギリ横付け。
部屋を見るなり「トラック2台必要なかったかもしれません」
無印良品の横幅2メートルある大きな組み立て式シェルフもばらしたので、それも一役買ったようです。
これも良いですか?これも良いですか?とどさくさに紛れてほぼ全ての荷物を運んでもらいました。
なんと大型パネルまで!
現場力に本当に感謝です。
URは5階建てでもちろんエレベーターがありません。
作業員は4人と言う話でしたが、結局6名で積み込み1時間、移動1時間、荷入れ50分で完了。
ああ、本当にありがとうございます。
とにかく持ってきた荷物を仕舞い込んだと言う状況なので、まだまだ捨ててすっきりさせたいと思います。
これからの人生、さほど物は必要ないはずなので。