私は東京オリンピックでボランティアとして参加予定です。
オリンピックに携わることは私の長年の夢なのですが
ここに来て、オリンピックの開催についても連日テレビで議論されています。
私のオリンピックへの思い
大昔、カナダに留学していたのですがその時に私が住んでいた街で「Canada game」平たく言うとカナダの国体が開かれ、大学がその会場になりました。
私が住んでいた大学の寮が関係者の宿舎となったため、なんと寮を追い出されてしまい仮の部屋に引越しを強いられました。
夏休みに寮に残っているのは、実は私ぐらいだったんですけどね。
夏休み明け大学が始まって何かの授業で「Canada gameでボランテティアした人は?」と先生が私たちに尋ねたところ、何人かが手を上げて駐車場の誘導をしたとか体験を話してくれました。
日本ではボランティアは今ほど一般的では無かったので、イベントがボランティアで支えられていることすら認識がないと言う無知な状況だったわけです。
その時、私も日本に帰ったらいつか国際試合のようなところでカナダチームの世話がしたい=オリンピックで!と思いを募らせ続け、やっと夢がかなえられるのが東京オリンピックなのです。
ボランティア初心者は東京マラソンのボランティアから
そうは言っても、馬鹿みたいに仕事ばかりしていてボランティアの経験も積めずにいましたが、いよいよ東京でのオリンピック開催が決まり身近な東京マラソンのボランティアから始めその楽しさにどハマりしてしまいました。
当然昨年のラグビーも応募しましたが、こちらは落選。
東京マラソンも年々競争率が高くなり、第二志望でかろうじて当選と言う高倍率です。
合格までの道のりとこれから
Webでの応募を経て、インタビュー、半日研修を経て無事選考を通過し先日ボランティアの会場も決まりました(これをマッチングと言います)希望とは異なりますし、かなり場所が遠いのですが、落選した方もいるので、頑張ろう!と思っていた矢先の今の騒動です。
今年の東京マラソンもボランティア参加の予定でしたが、ご存知の通り縮小開催となったため一般ボランティアの参加は取り消しとなりました。
事前にユニフォームのウインドブレーカーが郵送されていたんですが。
テレビではいくつかの選択肢があると言う議論がされていました。
4年に一度、しかも自国開催のオリンピック、実施にしろ延期にしろ中止にしろ様々な課題があるかと思います。
世界中のアスリートの皆さん、大会関係者、スポンサー、そして大会を支えるボランティア達。会社員をしていた時、私はよくこう発言していました。正解はない、完璧もない。落とし所をどうするか?を考えることが大事。
私の話とレベルの異なる事柄ですが、ボランティアの一人として成り行きを見守っています。