早期退職さてどう生きてく?

仕事しか知らなかったアラ還お一人様、家事やUR生活と少しずつ成長中。鎌倉を中心に「アラ還の散歩と遠足」の様子はYoutubeやTwitterでも発信してます。

英語に触れて50年、だから言いたい「シニアが一生英語と付き合うために」

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小学生の時に洋楽に憧れ意味も分からないのに、耳コピをしたのが英語との最初の関わりです。ちなみにビートルズの「Hey Jude」です。アルファベットも知らなかったので、ひたすら聞いたままをカタカナで書き写し、暗唱しました。

 目次

それから約50年。3年間、英語圏の大学で学んだ経験があるものの、英語専攻でもななく、特段語学のセンスがあるとかではありません。

めちゃめちゃ英語が好き(洋楽は好きだけど)と言うわけでもありませんでした。

なので時間をかけた割には、お粗末な英語、だけど英語でなんとか意思疎通レベルを保っている、と言う感じです。留学前、留学後とかなりの金銭的、時間的投資はしましたが。

私に合わない英会話教室

英語学習は様々な形がありますが、私には合わなかった学習方法について紹介します。それはずばり「英会話教室」。

プライベート、セミプライベート、グループ形式、様々な形態の英会話教室に通いましたが、とにかくつまらない。

なんとわがままな!ですが、選ばれる教材が型にハマっていて興味が湧かず、お金が惜しいので比較的出席はするのですが、上の空で時間を過ごすのが常でした。

じゃあ教材無しの自由な会話スタイルだとどうか?と言うと、日本語でもさほどネタがないのに、英語でそれをやるとかなり辛いものです。

英語学習の同志と出会うのは楽しいのですが、ワンクールはいくけど、継続せず。

とても有名なメソッドのお高い英会話のプライベートレッスンにチャレンジした事がありました。大奮発です。それは自由に予約できる方式で、結局1度行ったきりで何十万円を捨ててしまいました。

いつでも行ける=行きたくなければ行かない、と言うロジックが自分の中で働いてしまったためです。

通訳ガイド、字幕翻訳どちらも玉砕

会話教室がダメなら、他のことに向いているかも?と40代の時にこの二つの教室に通った事がありました。これも1−2回通っただけでまるで無かったかの事のように、何十万円が散って行きました。

通訳ガイド、字幕翻訳の学校はいくつかありますが、私が通った学校は「途中で辞める人がほとんどいない」がその歌い文句で、私のような不届きものが入学したため、それに泥を塗ってしまい今でも申し分けなく思っています。

多少の暗記+米国ドラマの真似で留学生活を乗り切った

 私の時代は、英語は高校受験、大学受験のものであり、ご多分にもれず受験英語だけが私の英語の全てで、しかも英語の成績が良かったわけではありません。

人生、何が起きるか分かりません。

そんな私が突然、英語圏の大学に行くことになりました。

もちろん自分が望んだ事です。英語が喋りたいというより、日本を出たい=世界を見たいという気持ちが強かっただけで、英語での会話なんて出来るはずがありません。

さすがにまずいと思い、当時のテレビでの英会話の教材と「ホームステイこの一冊があれば大丈夫」(正確な名前ではありませんので悪しからず)をとにかく丸暗記して、旅立ちました。

幼い頃からアメリカのシットコムドラマが大好きだったので、白黒画面の中で大袈裟なジェスチャー付きで喋る俳優達の様子を思い出しては真似て、暗記したフレーズを発しておりました。時々「言っている意味わかんないよ」と言われても、暗記したフレーズ連発、間違えても図々しく喋る様子にクラスメートや先生は驚いていたと思います。

 つまり多少の暗記と真似で乗り切った留学生時代です。

 英語はコミュニケーションツール

私が英語と長年付き合ってきた中で感じるのは、(私の場合)英語を語学と捉えるとうまくいかない、という事です。本当は綺麗な品のある英語を喋れたら、と思いますがまずは英語圏の人間と意思疎通をし、ぶつかりあう事を優先させる。

間違えは気にしない。

まずは口に出して発言する。

私はこれで初めて前に進む事ができるようです。

シニアが一生英語と付き合うために

歳を重ね、記憶力などが衰えてきた今日この頃、発想の転換をしています。

以前は100あれば100を暗記して、自分が必要な単語やフレーズを暗記した引き出しから出していました。

これではシニアにはしんどいです。

なので伝えたい事、話題にしたい事に絞って覚えることにしています。

これならさほど負担になりません。

年齢を重ねるたびにどうしても、「英語頭」へ切り替えるのに時間がかかるようになってしましました。若い時は瞬時に脳味噌が「英語」に切り替わり、英語を英語として理解し口にしていたのですが、これが本当に出来にくくなりました。

なので英語を話す前に、一人英語(ぶつぶつ英語で独り言をいう)で口を滑らかにし事前に頭を英語に慣らしていきます。

日本語でも口にしないとモゴモゴしてしまいますから、外国語なら尚更です。

 

洋楽から始まった私の英語との付き合いですが、これからも長く付き合っていきたいと思います。