シニアトラベラー、まるです。
飛行機も鉄道もどちらも好きですが、ヨーロッパだと車窓をぼーっと眺めていることが心地よくて、移動手段は鉄道を選ぶ場合が多くなります。
しかしシニアトラベラー、一日中鉄道で移動というのは体に堪えます。なので、時々訪問国のローカル飛行機を使ってみようかな?というやましい(?)気持ちも出てきてしまい、LCCという選択肢が出てくるわけです。
本日の目次
LCCってなに?
ググると、LCC=Low cost carrieの略で、日本語だと「格安航空会社」と言われてます(Budget airlineという別名あり)。ANAやJALは「フルサービス航空会社」という分類になるそうです。過去のヨーロッパの横断旅行で、ジュネーブからバルセロナへの移動手段がなくeasyJetという大手のLCCを利用したことがありました。
これが。
とんでもね~
という印象しか残っておらず、小柄なおばちゃんでもかなり窮屈で二つ荷物を機内に持ち込もうとして、搭乗止められたりと散々な思い出だけしか残っておりません。
スペインのLCC、イべリアエクスプレスに搭乗
今回、利用した路線はこんな感じです。おおざっぱなスペイン地図。
路線 San Diego de Compostela から Madrid 18,240 JPY
荷物込み(1人当たり)
- 機内持込み手荷物: 1 個/56 x 45 x 25 cm。
- 預入: 預け手荷物: 1 個。最大: 23 kg/個および 158 cm (縦、横、奥行きの合計)。
- 変更 常に手数料45ユーロで可能ですが、空港に来られなかった場合(ノーショー)、変更は出来ません。区間ごとの払い戻し 払い戻し不可
「イベリア航空」とググり、乗りたい路線を選んで、フツーにオンラインで購入しました。日本語対応しています。
預け荷物は追加料金が必要で、数千円だったと思います(記録しておらず..)座席指定も有料です。料金は運航運賃に加えサービスを追加し加算していくやり方です。
シニアトラベラーはつねに早めに行かないと落ち着きません。
気が小さいので、めったに利用しないタクシーで空港に向かいました(21ユーロの固定金額)、いたって親切な運転手さんの運転で離陸3時間前に到着してしまい、地方空港ですよ、LCCですよ、カウンター開いてないだろう!と思っていたら、到着して10分ぐらいでカウンター開いてチェックインが出来ました。イベリア航空のメンバーシップ登録してないからか、理由はわからないのですが、オンラインチェックインが出来ない航空券と記載されていて、スマホのアプリでもチェックインが出来なかったので、カウンターで発券してもらうまではとても心配でした。たまに海外ではありますが、使ったクレジットカードの提示を求められました。
空港自体もとてもきれいで、しかも便が少ないからなのでしょうか、がら~んとしていました。
LCCでもプライオリティパスで入れるラウンジ
普段ほとんど使うチャンスがないプライオリティパスですが、こんなスペインの地方空港にプライオリティパスで入れるラウンジが制限エリア内にありました。
しかも貸し切りです。
天井空いてますけど(笑)ラウンジというより、仕切り?の中?
軽食もあって、飲み物も十二分。誰が食べるんだろう??というぐらい食べ物は手つかず状態でした。ラウンジから乗る飛行機のスタンバイ状態も見えます。
LCCへ搭乗
実に淡白な搭乗ゲートで。
旅も終わりなので、お土産やら何やらで手荷物を二つ以上持っていたのですが、強引に1つにして(エコバックのお化けみたいなのに全部荷物を詰め込んだ)、恐る恐る荷物検査を通過して搭乗ゲートに行ったわけですが、何も言われませんでしたし、みんな確実に複数の荷物を持ち込んでました。
LCCによるのでしょうかね?
機体はAirbus A320の座席配列は3-3です。
飛行時間は一時間ちょいですし、そんなに混んでいませんでしたから私の隣は空いてました。
機内の飲み物、軽食、すべて有料です。
反対側の席にかわいい男の子が座ってました。よく見ると首から大きなチケットホルダーを下げています。日系の航空会社にある「ちびっこ搭乗サービス」的なものを利用していたようです。
CAの人も男の子に気遣って話しかけている感じでしたね。
イベリアエクスプレスはeasyJetに比べると、限りなくフルサービスの航空会社に近かったのですが、そりゃそうだな。1時間で18000円払ったわけですから。
そんなスペインLCC体験記でした。
ヨーロッパの地方空港もなかなか行く機会がないので、貴重な体験だったと思います。
ぜひヨーロッパの移動の時に、盛り込んでみてください。
シニアトラベラー、まるでした。
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