シニアトラベラー、まるです。
本日は日本の鉄道との違いや実際の乗車の様子を綴りたいと思います。
前編のブログは、一度は保存しそこなり、次はUpしそこなり。
シニアがもたもた、ってのは仕方がありません。
でも、これって年齢の問題じゃないんじゃ?と自爆突込みはさておき。
今日の続編と合わせて以下の前編も読んでいただけると嬉しいです。
本日の目次
座席の向き
つくづく日本の鉄道は創意工夫の賜物だと思います。
スペインだけではなく、海外の鉄道は進行方向に逆向きの座席が存在します。
よくあるパターンは真ん中から向きが真っ二つに分かれて、進行方向席半分、逆向き半分です。これは日本の列車のように向きを変えられない固定席のためです。
今のところ、スペイン鉄道のチケットを購入するとき、進行方向の座席を上手く指定して購入する方法が分かりませぬ。ご存じの方ぜひ教えてください。
荷物検査
それから大きな駅は空港であるような荷物検査と、乗客は金属探知機のようなゲートをくぐる必要があります。私が利用した駅では、マドリードアトーチャ、マドリードChamart、セビリア(荷物検査だけ)は荷物検査を行っていました。時間帯により荷物検査は混んでいるので、日本のように駆け込んで乗車ということは難しい場合がありますので、十分に余裕を持って駅に移動する必要があります。
- マドリードアトーチャは入り口に荷物検査があります。そこを通過して、始めて乗り場のほうへ進めます。
- マドリードChamartはタイムテーブル掲示板に、「セキュリティチェックを通過できます」とスペイン語で表示される場合、セキュリティエリアに入り、荷物検査を受けることが出来ます。
これはマドリードChamartの掲示板です。じっと前に仁王立ちしていたら自分の乗る列車のRemarksというところに何かスペイン語だけで表示されて、しばらく気が付かないふりをしていたのですが、不安になりスマホの翻訳で意味を確認したところ「セキュリティチェックを通過することが出来ます」という意味だったようで、急いでインフォメーションセンターに駆け込み「どこです???セキュリティチェックは!!」と聞いて、移動し無事に荷物検査を受けることが出来ました。駅の右奥、18番ホームあたりにありましたが、ひょっとしたら変わるかもしれないので、ぜひ不明な時はインフォメーションセンターで確認してください。乗り遅れはシャレになりませんので。
車両内荷物置き場は?
冗談じゃなく、いつのまにかスーツケース持ってかれたりする海外です。
荷物置き場は車両毎にあることにはありますが、置くのは先着順ですから乗り込むのが遅いとスペースがなくなります。私は荷物置き場に置く事はあまり好きではないので、1人席の場合はスーツケースを座席のスペースに押し込みます(小柄なおばちゃんだから成せる技)。二人席で隣がいない場合は、空いている席に置きます。
どうしても荷物置き場を利用せねばならないときには、自転車の盗難防止チェーンのようなものでスーツケースを持っていかれるのを防いでいます。
使い込んでいる私物の写真でスミマセン(笑)
停止時間短し、降りる場合は気合
始発駅=大きな駅から乗る場合のほうが、間違いを起こしにくいと思います。
余裕を持って駅に行けばよいですし、ヨーロッパの鉄道はプラットフォームが直前にならないと決まらない事が多いですが、それも掲示板の前に張り付いていれば素早く移動できます。
終点まで乗る場合は楽勝ですが、途中で降りる場合は
- 停止時間1-2分。余裕を持ってドアの前に!
- ドアが自動じゃない場合があるので、ドアの横に緑のボタンらしきものを探してOpenする必要あり!(JRでも寒い地域だと同じような自動じゃないドアの開閉がありますが、それと同じです)
私はRenfeのホームページから停車駅と時刻を印刷して、一駅一駅確認しながら降りる準備をすることにしています。Free wifiが使える場合だとRenfeのページを見ながらでもよいかもしれません(おばちゃんはアナログなので紙で持ってるほうが安心です)
車窓を見ながら、駅に着くと読み取れる駅名と停車予定駅と合わせて、おお!予定通りいってるなと小さく感動してます。GoogleMapでも移動の様子を確認できるご時世ですけどね。こんなアナログのやり方も楽しいです。
車内の小さな楽しみ
Renfeは個人モニターはありませんが、1等だとモニターが1車両内にいくつかついていて、イヤフォンを希望するともらえます。映像が流れてもスペイン語だから理解できませんけどね(笑)私が乗車したときはToy story4をやってました。あと今どの辺にいるのか?という地図も時々出ますが、田舎線だと通信不可なのか静止画になってました。
1等だと新聞サービス(スペイン語のみ)と1ドリンク(ジュース、コーヒーの類)とお菓子を配ってくれます。JRのグリーンで飲み物サービスなんて無いわけですから、これはすごいと思います。AVE(スペインの新幹線)だとちゃんとしたご飯でますから!(今回は残念ながらAVEでなし)
5時間の長距離路線だと売店車両もありました。軽食を購入することが可能です。
とても繁盛していました。
手前の板がカウンターになっています。値段を見ると車両内販売については良心的な値段です。
鉄道の旅って本当に良いもんですね~(水野晴郎的に。シニアにしかわからない?)
シニアトラベラー、まるでした。
旅に関するご質問大歓迎です。
コメント欄にどーぞ、どーぞ。