シニアトラベラー、まるです。
海外への旅を開始しようと思いついたとき、まず何から始めますか?
私はアナログではありますが、書店で行きたい国の「地球の歩き方」を購入することが最初のステップです。
本日の目次
昭和の大学生のバイブルだった「地球の歩き方」
インターネットも携帯もない時代です。
大学生の海外旅行、それも自由旅行となると実行までの情報入手の選択肢は限られていました。
・学生の卒業旅行の味方、旅行代理店「リクルート」に手配してもらう
・「地球の歩き方」をむさぼり読む
私の最初の海外旅行もご多分に漏れず、リクルートを通して手配した自由旅行でアメリカ横断2週間の旅でした。残念ながら当時の「地球の歩き方」はさすがに残っていませんが、穴があくまで読んだものです。
私は1990年前半、カナダに3年間留学していましたが、その時も「カナダ」編一冊を持参しました。
「地球の歩き方」の今
「地球の歩き方」がすごいのは、このデジタル時代に数十年もシニアの味方(?)として生き残ってくれていることです。
やっぱり付箋つけて、アンダーライン引いて、ページをめくって、というアクションはシニア世代にもしっくりきます。
私の蔵書は数十冊とあり行きたい国も含まれたコレクションです。
費用を抑えたい、買う前にまずは手に取ってみたい、という方はお近くの図書館で探してみてください。最新版かはともかく、かなりの確率で置いてあります。公立図書館はWebで在庫されているか、貸出中かどうか確認出来たり、貸し出しのリクエストも可能です。無駄足踏むこともありません。
私の場合、唯一の愛読書ですから(笑)必要に応じて、新しい版を買いそろえています。
地球の歩き方のホームページには最新刊と改訂版予定が掲載されていますから、購入の参考になります。
「地球の歩き方」の有効な利用方法
以前は、ホテル情報は「地球の歩き方」が主な情報源でした。旅行先の地図も、地方の移動手段についてもこの本を頼りにしていました。
インターネットのあふれる情報があるのに、今さら「地球の歩き方」?と言う疑問にお答えします。
ずばり、行きたい国について包括的に情報を自分のペースで理解出来る、という点につきます。ブログをやってる私が言うのもおかしな話ですが、インターネットで情報を探す場合は、センスある「検索」で、欲しい情報にピンポイントで行き着くある程度の能力が必要です。
その点、「地球の歩き方」は読み物ですから、シニアには全体をばくっと理解するのに非常に適しているわけです。新聞vsスマホでニュース読む、という関係に似てますね。
「地球の歩き方」で予習をして、さらに詳しい情報を知りたい場合は、そのキーワードで検索すると最新情報が得られます。そんな使い方がシニアトラベラーに向いている気がします。
意外な気がするかもしれませんが、おおざっぱな「地球の歩き方」の地図が案外役に立ちます。スマホでGoogle Mapを利用したり、ホテルで市内地図をもらったりするのに、結局「地球の歩き方」の地図を頼っていたりして、我ながら驚いています。
その他のガイドブック
個人的な感想ですが、るるぶ、ことりっぷはツアーの自由行動レベルにはちょうど良い感じがします。私は友達と旅行するときは、友達には「地球の歩き方」以外のガイドブックを購入してもらって、プラスアルファで情報の共有をすることにしています。
おまけ
そして海外旅行に行かなくても行った気分になれるのがガイドブックの良いところ。
現地の小ネタもはみ出しコーナにたくさん書かれています。
妄想をかき立ててくれて「行った気分にしてくれる」ガイドブックとしておすすめです。
社会情勢はあなたの妄想まで邪魔しません。
シニアトラベラー、まるでした。